SAさん (2) オーストラリアからロサンゼルスへ。看護を離れて見つけた、海外で看護師として生きる道

SAさん (2) オーストラリアからロサンゼルスへ。看護を離れて見つけた、海外で看護師として生きる道

2026年10月1日掲載

SAさんの前回の体験談はこちら。

これまでにオーストラリアのメルボルン、そして現在はアメリカのロサンゼルスと、2つの国での留学生活を経験されている看護師の方の体験談です。同じ英語圏でありながら、全く異なる環境の中でどのようにご自身のキャリアと向き合い、新たな夢を見出したのかを語っていただきました。

人生で一番楽しかったオーストラリアでの2年間

最初に留学したのは、オーストラリアのメルボルンでした。 日本では看護師として働いていましたが、コロナ禍での激務を経験する中で、自分の将来について深く考える時期があり、一度看護の現場から離れる決意をしました。

オーストラリアでは、看護とは全く異なるケーキ屋さんでのアルバイトを経験。平日の早朝から夕方まで働き、夜は語学学校へ通うという、仕事と勉強を両立する毎日を送っていました。

【オーストラリア留学中の1週間のスケジュール】

●月曜日〜金曜日

07:00〜17:00 ケーキ屋さんでアルバイト

18:00〜22:00 語学学校で英語学習

●土曜日・日曜日

カフェ・マーケット巡り、友人との交流、旅行など

メルボルンでの生活は、多国籍な友人たちに囲まれ、休日にはカフェ巡りや他の都市への旅行など、毎日が新鮮で刺激的でした。街全体にゆったりとしたワークライフバランスを重視する文化があり、今振り返っても人生の中で特に楽しかった経験の一つです。

「海外 × 看護」二つの夢が一つに繋がった瞬間

看護以外の仕事に挑戦した2年間は、新しい価値観に触れられた一方で、私にある大切な気づきをくれました。それは、「やっぱり私はもう一度、看護の現場に戻りたい」という看護師としてのやりがいと魅力の再認識でした。

日本で復職する道もありましたが、英語を学ぶことが好きだった私は、この海外での経験を次のステップに繋げたいと考えました。 もともと私の中にあった「いつか海外で暮らしてみたい」という夢と、「看護師として働き続けたい」という夢。その二つが重なり、「海外で看護師になる」という新たな目標が生まれました。

その中でもアメリカは、先進的な医療を学べる環境が整っており、自分をさらに成長させられる場所だと感じました。以前、旅行で訪れたロサンゼルスの多様な文化が共存する雰囲気にも惹かれ、あえて楽しかったオーストラリアから、勉強に集中する環境であるアメリカへと舞台を移すことを決意したのです。

ロサンゼルスでの対照的な日々 ボランティアで学ぶ「生きた英語」

現在のロサンゼルスでの生活は、オーストラリアとは大きく異なります。現在は月曜日から木曜日まで語学学校に通い、放課後や週末は積極的に地域のボランティア活動に参加しています。

【アメリカ留学中の1週間のスケジュール】

●月曜日〜木曜日

09:00〜14:00 語学学校で英語学習

放課後 課題、自習、ボランティア活動

●金曜日〜日曜日

ボランティア活動、英語学習、自習

ボランティアでは、地域のお祭りの運営や、日本文化を現地のアメリカ人の方々に紹介する活動を行っています。 最初は「自分の英語が伝わるか」不安でしたが、完璧な英語でなくても、自分が思っている以上に相手に伝わっていることを実感しています。

また、さまざまな人と話すことで、教室の教科書では学べない生きた言い回しや新しい単語に出会える貴重な機会にもなっています。将来アメリカで看護師として働く上で、地域の人々がどのような生活を送り、どんな価値観を持っているのかを肌で知ることは、将来患者さんと向き合うための大きな財産になると考えています。

文化の壁を越える、世界共通のコミュニケーション

アメリカの授業や生活では、「あなたはどう思うのか」という自己主張を強く求められます。もともと自分の意見を伝えるのが得意ではない私にとって、これは今でも大きな課題です。

それでも、言葉や文化の違いを越えて改めて大切だと実感しているのは「笑顔」です。笑顔は相手との距離を縮め、関係を円滑にしてくれます。人と人との繋がりにおいて、笑顔は世界共通の最強のコミュニケーションなのだと日々実感しています。

これから挑戦する皆様へ

楽しかったオーストラリアでの経験の先に、新しい目標が見つかり、今アメリカでの一歩に繋がっています。 アメリカでの生活は決して簡単なことばかりではありませんが、実践的な英語に触れる機会が多く、英語力だけでなく行動力やコミュニケーション能力が身についていくのを実感しています。

もし今、これからのキャリアに迷っている方がいたら、まずは一歩を踏み出してみてください。その挑戦の先で、きっと新しい自分や、本当にやりたい目標に出会えるはずです。

KMさん(4)日本で看護師をしていて思うこと

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