Kojiさん (2) アメリカで看護師になる夢を叶えたい !! ロサンゼルス現地に来て感じたこと 

Kojiさん (2) アメリカで看護師になる夢を叶えたい !! ロサンゼルス現地に来て感じたこと 

2020年12月15日掲載

Koji さん:看護学校卒業後、大学病院に9年間勤務。

Kojiさんの渡米前の体験談はこちら

コロナ禍のロサンゼルスへ

9月28日に渡米、まずは日本人の感覚ではいけないと感じました。多国籍の方とシェアハウスしていると、排泄物を流していない、キッチンの流しは使いっぱなしでハエが集まっていても問題ないと無法地帯な状態なのだと感じて、きつい生活が始まるのだと突き付けられた様でした。また、コロナがいまだに流行っているなかですが、当然ながらシェアハウスはいろんな人が出入りしています。リビングルームでいろんな人が集まって食事をして談笑しますが、皆さんマスクを着用せずに過ごしています。多国籍と話して英語のスキルを上げたくシェアハウスを選択しましたが、感染リスクの危機も感じて最初はリビングルームに行くことに少し躊躇しました。星さんに相談して、異文化を受け入れつつ自分の芯を持って行動することが大事なのだと考えるようになりました。

10月末に新しいシェアハウスへ引っ越し。いろんな条件を考慮しながら物件を見つけました。最初のシェアハウスでは日本人を見かけたらどうしても日本語で話したくなるので、これでは英語のスキルアップ出来ないと感じたのが、引っ越しのきっかけでした。新しいシェアハウスでは、少人数ながらイタリアやインドネシアなど非常に他国籍です。当然ながら日本人はいないので英語で話すしかなく、以前よりも話す機会が増えました、相変わらず私のスピーキングは片言ですが。英会話も国籍によって癖があり、会話を聞き取るのも非常に大変ですが、お互いが理解しようと努力しているので助かっています。これはアメリカに限らないかもしれないですが伝えたいという気持ちと、理解したいという双方の気持ちがあればどこに行ってもコミュニケーションは成り立つのではと感じました。シェアハウスの皆さんとは楽しく会話が出来て非常に助かっています。これから、徐々に皆さんとの距離を縮めること出来ればと思っています。新しいシェアハウス内でのルール、周囲のマップも分からずよく道に迷って、また新しい生活の環境に慣れるのは大変ですがこちらも無理せずに頑張ります。

渡米してまもなく1か月経過します。毎日が目まぐるしく過ぎて行って、自分自身の状況に心が追いついてない場面も多くあります。そして不安に感じる場面もまだまだ多い状況です。徐々に疲労やストレスも溜まっていますので、これからストレス発散方法も見つけていきます。

英語について

ESLは週5回、コロナの影響にてオンライン形式で受講をしています。一緒に受講している方々のレベルが高く、私は何を話しているのか理解出来ず、ついていくので必死です。今までの英会話オンラインレッスンではマンツーマンでインストラクターが私のペースに調整してくれていたのでどうにか進めることが出来ていました。他の人と比較する機会がなかったこともあり、改めて自分の英語のスキルの低さに愕然としつつ、もっと努力が必要だと感じました。また授業中に理解出来ていないことを質問する発言も、私には勇気が必要で日々努力しています。これから渡米を予定している方はどうか英会話のスキルをより上げていくことをお勧めします。

医療英語も週に2~3回の頻度で受講しています。最初は週に2~3回?少し気楽に出来るのかなと思っていたら、尋常ではない予習の量に大変苦戦しています。3日後までに約80ページの予習も至極普通、私は渡米1週間前まで仕事に追われて予習の準備が間に合わず、渡米後はひたすら部屋に引き籠って勉強していました。これから渡米される方はもう少し心の余裕を持って計画することをお勧めします、こんな忙しないスケジュールは私くらいでしょうか(苦笑)。日本で使用していた用語を英語に変換させて理解して話す作業には時間を要します、もう教科書を開くのが嫌になります。医療英語の授業中は講師が何を話しているのか、理解できない場面も多くあります。

しかしながら、この医療英語は日本で勉強してきた英会話レッスンの延長線で授業が進められています。出来る限り、渡米前に医療英語もスキルアップをしておくと渡米後の授業に役立つと考えます。

授業中に「あ、今このことを説明しているんだな」と理解出来る場面も多くあります。そして、どういう風に説明しているのか聞き取るようにしています。分からない内容や、そもそも何を言っているのか分からないときは頑張って質問するようにしています。私はspeakingがまだまだなので、単語をつなぎ合わせて片言で尋ねています。講師も、私の英語を理解しようと耳を傾けて、内容を汲み取って頂き本当に感謝しています。また医療英語では今後出会う場面を想定したconversationも行います。私の場合は本当に酷くて、受講が終わる度に毎回落ち込んでいました。講師と星さんに相談しながら、どのように今後のレッスン進めていくか相談し、調整して頂きました。走行していたらあっという間に10月末のMidterm Examがやってきて臨んだものの、これも非常に難しい!英語を理解するのが遅い私は、時間と問題に追われながら必死に解きました。自己採点をしましたが結果は酷く、また落ち込んで、今は次のFinal Examの心配が頭にある状態です。

さらに追い打ちをかけるように、ショッピングや銀行に行っても英会話が通じない場面が幾度もありました。日本で簡単に出来たことが通じないもどかしい悔しさと、親から少し資金援助して貰っている手前からアメリカ看護師としてなれるように努力しないといけないという焦りが募り、しかしこの現状で本当に看護師と働くことが出来るのかと不安になり泣くこともありました。そんなときは自分が選んだ道だからと、自分に鞭を打ってまた頑張っています。星さんからも励ましの言葉を頂き、私のモチベーション維持に繋がっています、大変感謝しています。

アメリカの看護大学編入について

渡米後に希望の看護学校に見学。実際に校内を見学してもここに入学するのか…程度の実感しかまだ沸いてないのですが、

また大量の予習を予期し、泣きたいけど乗り超えてやるー!

先日面接試験も行って来ました。拙い英語ですがどうにか自分の言いたいことを伝えることが出来たこと、そして無事に終わったことに安堵しました。現在は入学筆記試験の準備に取り組んでいます。なかなか時間に余裕がないのですが、自分のペースで進めているところです。こちらも頑張りすぎずに、頑張ります(笑)。

最後に、

非常にきつい生活を強いる中で星さんとお会いする時間は、私にとって元気と頑張るモチベーションを貰っていると感じます、本当に感謝しています。渡米後の疑問や不安に対して、正しい情報と私個人にあった的確なアドバイスを頂き、不安な生活の先に具体的なビジョンが見えて安堵したのを覚えています。

また毎回星さんと面談するときに私自身がどうしてアメリカ看護師を目指したのか振り返る機会にもなり、また頑張ろうと私のモチベーションアップにつながっています。自分の芯を持って行動することが、ここでの生活に非常に重要だと感じています。星さん、りかさん、HWIの皆様には、まだまだ御面倒お掛け致しますが、引き続きどうぞよろしくお願いします。

新しい住まいです。ここでひたすら勉強してます!

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ハウスシェアしている方と1枚。優しくて素敵な方です。

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Monty’s Good Burgerにて。本場のハンバーガーは旨かったです。

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Yoshimiさん(2) 日米勤務で体験した日本とアメリカの看護師の違い 

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~永住権を取得するまで~ アメリカで働く日本人看護師

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