看護留学に関するQ & A – アメリカ在住者からのご質問

アメリカ在住者から弊社にお寄せいただいた看護留学に関するQ&Aをご紹介します。
アメリカ国内からの質問の特徴は、ビザやアメリカでの就職についての具体的なご相談が多いことです。

アメリカ在住者から寄せられる一般的な質問内容

  • 日本から留学会社を利用して看護留学のために渡米してきたが、事実と異なるプログラムで今後の進路に困っている。

  • 現在OPT (OPTIONAL PRACTICAL TRAINING) で滞在中だが、OPTが切れてしまうため、できるだけ早く就職サポートを受けたい。

  • NCLEX対策短期コースを受講中だが、やはり実際の臨床や現場経験が積みたい。

  • 既にRNとして働いているが、他州へ引越すため、その州の看護協会に免許書換を申請したい。

  • 現在RNだが、今後BSNやMSNの受講を考えているため情報が欲しい。

  • 日米間での准看護師と正看護師の就職率がどうなっているか知りたい。

アメリカでの看護師留学については、私自身がこの業界に入って痛感している事があります。

  1. 個人では確実な看護学校情報を得ることができない。

  2. 留学生は容易に入学許可を得ることができない。

  3. 看護留学生の就職は、コネクションがないと厳しい。

上記のような状況ですから、当然日本の留学エージェントも扱いなれていない分野と言えます。 その為、渡米後にさまざまな問題を抱えてしまうケースが増えているのです。 またアメリカ看護師留学を狙ったエージェントが増えているのも大きな問題でしょう。

以下は、実際に米国内からお寄せ頂いたご質問と回答です。

Yuki.Sさん 女性 (34歳) ミシガン州在住

Q…現在、ESLアドバンスクラスを終了したばかりです。 日本では正看護師として働いており、アメリカでも、いずれは正看護師になりたいと思っています。 アメリカ人の主人から、RN受験に際し、TOEFL、英語の能力試験 (NCLEXの前のテスト)、そしてNCLEXを受ける必要があると聞きました。 自己学習のみだと、果てしない道になりそうで不安です。 どんな勉強をすればいいか悩んでいます。

A…

まずは、ミシガン州看護協会サイトをチェックし、NCLEX受験許可証に必要な書類を日本から取り寄せて下さい。 その書類を集め看護協会に提出する事が先決です。 州によっては、海外の看護師達のNCLEX受験許可審査が厳しい州もあり、書類申請後もかなりの時間を要します。

次に語学レベルですが、英語力をつける事は必須です。 州によっては受験許可資格に、IELTSやTOEFL等の英語力証明が必要になることがあります。 英語力をつける事は、NCLEX試験勉強にも就職活動にも必ず役立ちます。

最後に滞在資格についてですが、Yukiさんの場合は問題ないようですので、受験書類提出後に、NCLEX対策コースを受講するのも良いと思います。 もしアメリカでの臨床実習を受講したいとお考えでしたら、看護学校や医療関係の学校で受講する事も良いです。 NCLEX対策コースは過去問を中心に受講できるのでとても勉強になります。

弊社では、上記のサポートも承っておりますので、必要な際はお申し込み下さい。

Sakiko.Hさん 女性 (27歳) テキサス州ヒューストン在住

Q…現在、コミュニティカレッジに通っています。 ビジネスを学んでいますが、進路を変更し看護学科を卒業したいと考えております。 日本の看護師資格は持っているので、NCLEX詳細について教えてください。

A…

通常、各留学会社には 「NCLEX対策コース」 がありますが、お勧めはインターンシップがあるNCLEX対策コースです。 留学生の場合、このインターンシップ経験がないと、合法的に医療従事者として就職できるチャンスはまずないと言われています。

ちなみに弊社が提携している学校は、どこも就職チャンスのあるインターンシップを導入しておりますのでご安心下さい。 詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。

Yuriko. Nさん 女性 (39歳) カリフォルニア州ロサンゼルス在住

Q…アメリカで手に職をつけたいと思い、ウェブサイトで看護師の学校を探し電話で問い合わせてみました。 先方からは 「看護師なら永住権が取れますよ。 取りやすいですよ」 と言われたのですがこれは事実でしょうか。周りの友達に聞いてみましたが 「それは10年前の話じゃないの?」 と言われました。

A…

看護留学生が 「永住権取得できる、しやすい」 ということはありません。 また 「就職しやすい」 というわけでもありません。 確かに10年前なら、アメリカが正看護師者のみに優先的に永住権を出していたという事実はあります。

近年、事実と異なる看護情報や看護留学生を狙った留学会社や看護学校があるという話は、たくさんんのご相談者から聞いております。 今後のためにも詐欺まがいの学校に惑わされることなく、正しい情報を手にして欲しいと思います。