2019年8月16日掲載

プロフィール
出身:岡山県　職歴：ICU 6年目　呼吸療法認定士

高校～専攻科と5年一貫看護学校を卒業後、総合病院のICUへ入職。

心臓・脳以外の科の看護を経験し、特に呼吸器疾患を抱える患者が多かったため、呼吸療法認定士の資格を取得する。もともと抱いていた海外・発展途上国での看護師としての活動という目標を目指して、3年目ごろより留学の準備を開始、2018年に渡米する。

（これまでのN.A.さんの体験談はこちら）

I'm so happy to pass NCLEX-RN, but can’t believe that yet!

I am grateful to Hoshi-san, America Kango’s staff, Irene, my family and friends for supporting and inspiring me.

正直まだ実感がわきません。勉強中は、「試験が終わったら〇〇しよう！」とばかり考えていたのに、いざ終わると、頭がフワフワして次の準備（今後のことやTOEFLなど）が全く進みません。

勉強中はストレスフルでしたが、時々家族や友人から送られてくる写真や、激励の言葉、一緒に勉強してきたShioriさんに本当に救われました‼‼

私は、看護大学の最初のクオーターを終えました。当初は学校の予習、復習、課題、そして NCLEX の受験勉強の配分に悩みました。ただ、NCLEX の受験日を早めに設定していたので、私はそちらに重きを置いて勉強をしていました。学校の課題では、私の場合は term paper やpresentation の準備に時間がかかるため、書く内容を早めに決め、2～３週目ころには下書きを完成させ、そこから徐々に内容や文法の修正をしていきました。先生に休憩中やメールで分からないことを聞いたり、グループワークでクラスメートに助けられたりしながら進めることができました。

NCLEXの勉強では、すでにNCLEXをPASSしている方々に助言をいただきながらどの教材を使おうかと検討し、最終的には Saunders のreview book を参考書代わりにしながら UWorld の問題を一日100～150問解いていきました。間違えたり、記憶が曖昧な部分は Saunders をページが取れるほどめくって、書き込みをしながら復習しました。また、看護学校入学前に受講した Medical terminology class を受講したおかげで、医療用語については辞書を使うこともほぼなくなり、学校で開かれた NCLEX review class も NCLEX 受験準備に大いに立ちました。一日の勉強時間は『自分が設定しているノルマ＋集中力が続くまで』と決めていたので、毎日同じではありませんでしたが７～８時間程度だったと思います。授業がある日は4～5時間くらいでした。受験日が近づくと集中できなくなっていたので、最後の一週間の勉強時間は一日1～2時間程度に減らして、勉強とは関係のない行事に参加して気分転換していました。（もちろん、焦りはありましたが‥。）集中して勉強した3か月間はストレスと不安でいっぱいでしたが、同じ時期に受験準備をしていたShioriさんに支えられながら、当日も会場でお互いの合格を祈って臨めたのがとても心強かったです。

NCLEX が終わってからは、医療英語終了後から参加しているボランティア活動の量を増やし、アメリカの文化や様々なバックグラウンドを持つ方たちと交流しています。週に2～3日は市内・市外の Church を回って説教をきいたり、歌を歌ったり、食事を配ったりしています。危険な地域の Church にも連れて行ってもらいますが、それぞれのChurchで雰囲気や環境が大きく異なるため、すごく刺激をうけています。（個人で行くことはおすすめはできません。）また毎週日曜日には年齢も国籍も専攻も違う友人や人生の先輩方とランチをして、リフレッシュしています。

実は看護学校入学前に、家賃や個人的理由により2回目の引っ越しをしました。学校からは Metro を乗り継ぎ1時間程度かかり、スーパーも遠くなりましたが、かなり節約になっていることや学校とプライベートの切り替えができ、勉強する環境が整ったことを考えると、私にとってメリットが大きかったと思います。

星さん・アメリカ看護スタッフの皆さんへ

星さん、リカさん、アメリカ看護のみなさん、ここでまで手厚いサポートをしてくださってありがとうございます。

渡米前からの皆さんのサポートのおかげで、渡米してから短期間で合格することができました。まだ学校の卒業や英語勉強など課題は山積みですが、また少しずつ自分のペースで進めていこうと思います。そして今後の目標を明確にしていこうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。