N.A.さん (3) NCLEX合格、看護科3ターム目を終えて
2019年10月掲載(これまでのN.A.さんの体験談はこちら)
看護科編入後、NCLEX 合格する !! と、いう目標達成をしました。
そして、今、タームが終了し、私の体験談で、これから渡米される方やアメリカ看護留学を迷って動き出せない皆さんの参考になればと思い書いています。読んで頂けると嬉しいです。
Spring quarterが終わりました。2ターム目だったので、クラスや課題の進め方については1ターム目より効率よく進めることができたと思います。しかし選択したクラスが多く、また 求められることも少し高くなっていたので、クラス内容によってはついていくのに必死でした。
何度も繰り返し先生に尋ねたり、メールで何度もやりとりして理解につなげようとしましたが、それでも足りないことの方が多かったです。先生方はその都度丁寧に教えてくださるので、安心して相談できます。
このタームから、文法やクラスの相談ができる先生がオフィス時間を作ってくださったので、ペーパーの英語は提出前に添削を受けることができます。また選択するクラスの相談にも細かく個別に対応してくださるので、すごく助かっています。
学校内ではジレンマを感じることも多々ありますが、それに毎回落ち込んでいたらしんどくなるので、少し距離を置くことが私にとっては最善の方法ですね。また身近な友人と気持ちを共有したり、学校外の友人と毎週ランチをしたり、少し遠出したりして発散しています。
なかなか余暇の時間を作るのは難しいタームでしたが、その時間はわたしには必須でした。
この春ブレイクで一時帰国するため、それを楽しみに頑張れたというのもあります。
少しリフレッシュしてまた戻ってきたいと思います。
今後についてこのターム中に考えていましたが、調べていると選択肢が広がっていることに気づくことができ嬉しく思いました。アウトプットの英語勉強も並行しつつ、家族と相談もしながら前向きに進んでいけたらと思っています。
3ターム目を終えて
アメリカに来ておよそ1年が経ちました。知り合いも増え、いろいろな面で助けてもらったり、疲れた時に話を聞いてもらったりしています。
LAの環境やアメリカのルールには慣れましたが、個人的には滞在する期間が長いほど、「ここに住みたい」と思う感情は薄らいできます。前回の体験談で少し触れた学校でのストレスの部分が大きいかもしれません (チーティング、非協力的なグループワーク、夜中まで課題の解答を確認する連絡…)。そしてこのような感情を持つのは私の心の持ちようもあるため、同じ状況でもそう感じない方もおられるかもしれません。そして、もちろん信頼できる人もいますし、学校外でも自ら行動すれば素敵な経験や出会いもあり、アメリカに来てよかったと思うことも多々あります。一年たった今でも初めて経験することばかりです。今の思いとしては学校を早く卒業し、自立した生活をしていくことが一番の目標になっています。
プライベートではこちらで知り合ったMedical Doctorの紹介で高齢(102 歳と 77歳)の親子のCaregiver を定期的にしています。はじめのinterviewでは日本での看護師の経験とRN(NY)の資格が大いに役立ちました。
現在TOEFLの準備を継続していますが、なかなかSpeaking が追いつきません。そして実際にCaregiver をしていると、英語がもっと流暢ならと痛感することが増えました。これは今までの私の勉強の怠慢だと実感しています。今年中には受験できるまで準備を進めていきたいと思っています。
星さんへ
学校ではネガティブな感情が強く、若干拒否反応も出ていますが、ここに連れてきていただいたことは心から感謝しております。それは外国人が自力で看護学校へ入学することの難しさと就職までの道のりが果てしなく遠いことを実感しているからです。これからもおそらくジレンマを感じることは避けられないとは思いますが、周囲に流されず自分の意思で進んでいきたいと思います。今後もよろしくお願いします。
友人宅でのホームパーティ。いつも豪華なお食事で驚きます。
友人達とsix flags に行った時のものです。絶叫系好きにはたまりません!