M. H.さん (4) NCLEX合格までの道のり - 私の勉強法 -

M. H.さん (4) NCLEX合格までの道のり - 私の勉強法 -

2025年2月1日掲載

M. H.さんの前回の体験談はこちら

私のNCLEX合格までのプランは、サンダースの本を1周全てやり切り、その後にUWorldで試験対策を徹底するというものでした。私の場合、サンダースの本を最初に取り組んだのは、試験対策というよりも英単語や英文に慣れるという意味合いが強かったです。

◆ SAUNDERS NCLEX-RN EXAMINATION 9th edition
この本に取り組み始めた当初は分からない英単語ばかりで、正直やる気が起きませんでした。しかし、知識や経験があるというのは強みであり、分からない単語があったとしても、何を問われどのような回答を求められているか推測することは可能でした。また、分からない英単語を全て辞書で調べていては時間の無駄であり、私の学習スタイルには合わないと思いました。そこで、覚えなければならない単語、もしくは全く推測ができない単語のみを辞書で調べ、本の余白に記載、または付箋に記載して覚えるようにしました。また、Saundersは教科書としての役割も兼ねているため、基礎的な知識を復習することにも役立ちました。

◆ UWorld
私は、NCLEX試験の最低問題数である85問を毎回設定し取り組みました。繰り返し問題を解き、自分が苦手とする分野や頻出する分野などポイントを絞って学習し、各回答の根拠を理解するようにしました。UWorldはやや値段が張りますが、基本的な内容を動画や図で視覚的に学習できること、各回答の根拠が丁寧に解説されており理解しやすいと感じました。間違った回答の根拠や、NCLEXが求める回答や問題の傾向を把握するには良いと思いました。

試験当日、85問で試験が終了した時は正直落ちたと思いました。試験当日までに万全に準備できていることが望ましいですが、私の場合、大学の授業や課題に多くの時間を割かれ、試験当日までにUWorldも全て使いきれていなかったこと、当日も分からない医療用語や薬剤名が出てきたこともあり、勉強不足であると感じたためです。また、当日の試験内容がこれまで対策した内容よりもやや難しく感じたのが正直なところです。しかし、分からない単語があったとしても推測する力と、これまでの知識と経験が、本番当日も動揺することなく問題を解くことに繋がったと思います。

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