Shimaさん (4)  NCLEX合格までの道のり !!!

Shimaさん (4) NCLEX合格までの道のり !!!

2022年1月1日掲載

2つの実習、それらのtheoryクラス、そして疫学を受講しました。そして、学期末のテスト週間中にNCLEXを受験して無事に合格しました !!!

実習をして良かった点や大変だった点、そしてNCLEXの勉強とクラスをどうやって並行して行ってきたかなど記載させていただきます!

実習について

まずタームが始まる前に学校から指定されたものを全て提出する必要があります。私はコロナのワクチンを受けた後はどのワクチンも受けられないから注意してと散々言われたにも関わらず、コロナのワクチンを先に打ってしまったので、他の抗体を調べる際にとても苦労しました。1つ抗体がないものがあり、ターム開始はすぐ目の前という状態で何度もCDCの最新情報を確認したりかかりつけのクリニックのRNに電話して、コロナのワクチンを受けても生ワクチンでなければすぐに受けても大丈夫と知り、何とか事なきを得ました。

私は実習は学校が提供した施設で行いました。コロナの影響もありどうしても制限があるため1つのクラスは全員同じ場所、もう1つのクラスは学校に従う人と自分で探す人に分かれました。実習は決められた時間数と施設側が提供する実習の日程から自分でスケジュールを考えてメンターにコンタクトを取って参加します。実習が2つあったのと他にも3つ座学があったため先までしっかり見据えた上での判断が大事だと思いました。

もちろん実習クラスには学内授業もあります。なので週4日、土曜日は丸1日授業を行い、空いた時間で実習に参加し、課題をして、そしてNCLEXも進めて、という形で私は取り組みました。

実習は日本とは全く異なり、実習中メンターの指導はありますが、全て自分で決めて自分で動いていきます。このケアがやりたいと思えばそれを提供しているメンターにコンタクトをとるなど積極性がとても重要です。私たちの時はデルタ株の流行で途中メンターからもう実習が提供できないと言われ、メンターをまた探して参加してととても大変でした。ですが、先生や周りも助けてくださるのでweek6あたりで全ての実習を終わらせることができました。私は知識も経験も浅いですが、そこは問題ではなかったです。

実習をして良かった点ですが、私はアメリカに来てからオンラインクラスしか経験しておらず、友達がいませんでした。なので友達がたくさんこのタームからできました!毎週のように会う友達もいて、とても楽しく過ごせています。 アメリカの看護を目の当たりにできるところやコミュニケーションスキルの向上ができることも良い点だと思います。

逆に実習をして大変だった点は、実習中も毎週の課題や他の科目の試験、課題がついて回るので計画性がとても重要です。私は課題を溜めたくないのとNCLEXの勉強もしたかったので課題は出されたその日に行っていました。

また、社会スキルはとても重要です。正直実習は情報戦だと思います。今回のケースのように、メンターから断られることもあるので、絶対保証されているわけではありません。私は友人が自分の実習は終わったけど自分のメンターが1人ずつ受けてくれるっていってたよと教えてくれたので、そのメンターに途中からお世話になりました。私も困っている友人がいた時に自分のメンターに確認し紹介しました。自分のアドバンテージだけを考える人は、他の学生もわかっているので難しいかなと思いました。

勉強法について

勉強についてですが、正直自分のものが参考になるかはわかりませんが、他の方々の勉強方法もあると思うので自分に合った勉強方法を進められると良いと思います。

私は他の体験談に載っている方々のように1日70-120問解いたりたくさんの問題集を何度も行う、ノートをまとめるなどは続かないと思ったので行いませんでした。続くことが大事で無理のないようにと決めていたのでゴールを半年後に設定し、4-9月まで授業や実習と並行して自分のペースでuworldを進めることにしました。uworldは2000問以上あったものの、私は試験1週間前までallで問題を75問作っていたので半分以上は取り組みましたが900問近く残して試験を受けました。繰り返し解くことや全問解くことは自信になりますし、自信はバイタルだよと友人に教わったので残すことはお勧めしません。できる日は1日30問、どんなに疲れてても友達と遊んでも実習に行った後でも必ず5問は解くようにし、毎日問題を解くようにはしました。

すでにNCLEXに合格している友人たちにアドバイスをもらいながら取り組みました。とても感謝しています!

試験日は期末テストの真っ最中でしたが、他に予定が合う日もなく、またアクセスの良さというだけで会場にもこだわりを持っていたので、その日にしました。

試験1週間は1週間だけならハードワーカーになれると思ったので、1日75問、そして試験前日は知識の再確認を行いました。期末テストの勉強は並行して行いました。

私のuworldのスコアですが、1回目は34%、続けるうちに安定して60-80%を取れるようになり、全体を通しての正答率は57%だったと思います。私のuworldの傾向として、良い悪い良い悪いを繰り返していたので、最終は悪いスコアでしたが傾向を信じて本番は良いになるなと思い、悪いスコアだけれどもそこで打ち切ることに決めました。

私が勉強で使用したものはuworldのみです。サンダースは同じ単元が何度も続いてやっていて飽きたので参考書程度で使用しました。あとは友人からもらった参考書を参考程度で使用しました!また、自分なりのNCLEXの傾向を考えて必ず聞かれること(優先順位や薬理)を徹底的に前日に暗記しました。

当日会場に向かうまでずっとメモを見返していました。会場に着いたらもう見ることはできないので電車酔いをしようが何しようがいいやと思い、暗記しました。

当日までに意識したことは、ルーティーンを変えないこと、そしてお腹が痛くなりそうなものは前日から控えること、早く寝ること、5日間の辛抱と思い5日間は全く友人に会わず連絡も頻繁に取りませんでした。

テストを受けている時は最初は順調でしたが徐々に自分や会場の寒さとの戦いになってきます。難しい問題や聞いたことのない疾患が出ると聞いていましたが、私の場合聞いたことあるものしか出てこず、全然正解していないんだと思い、途中から次回に向けてのスケジュールを考え始めたほどです。ですが最後まで諦めず、わからない単語に出会った時は、何をこの人は聞きたいのか、わかる情報からですがどう答えて欲しいのか、選択肢の辻褄などを全て考えて解きました。

そのため3時間ほどして75問に到達し、画面がシャットダウンしました。そのあとケーススタディーのようなものやアンケートなどありますが、その時は完全に「落ちた」としか考えていませんでした。

受付の方にもどうだったと聞かれ、受かっている自信がないと話したらとても励ましていただきました。うれしかったです。帰りもその後もずっと勉強スケジュールのことを考えていました。完全に落ちたと思っていたので翌日から勉強を再開しました。

その後quick resultsを確認し、passの文字を見た時は、嬉しさと何で受かったのかわからないという感情が入り混じっていました。ですが、頑張ってよかった、と心から思いました。正直日本の国試に受かった時より喜びました!笑

星さんに報告し、すぐに連絡がきて、「おめでとう!受かると思ってたよ」と声をかけていただいた時は泣きそうになりました。私は計画を立て始めた時にまさか次のタームで実習が2つも一気にくると思っていなかったので、さすがにやってしまったと思いました。ですがやるしかないと言った気持ちでした。

基本的に試験1週間前以外は他人と比べることもなく自分のペースでやれたと思います。また、このタームから心の支えとなる友人がたくさんできたので、オンオフを切り替えて自分をコントロールしながら進められました。このタームは自分の中でとても大変でした。日本のようにみんなで一斉に受けるわけではないので、自分との戦いになります。

私の勉強法はそういう人もいるんだ、受かったんだと思っていただく程度で良いと思います。正直試験1週間前はなぜやらなかったのか、なぜ試験日をそこにしたのかと後悔していました。ですが、不完全と思う状態で試験に臨んだからこそ、試験後も頑張らないとと思えています。

周りの方のサポートがあったからこその合格だと私は思っていますし、とても感謝しています。

アメリカでRNとして就職できるよう、残りのタームも頑張っていきたいと思います!

韓国の友人と毎週遊びに行っています!伝統的なことや言葉など教えあったり、時には政治や情勢の話などできてとても楽しいです!

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