Mayさん (3) グアムからの医療英語転校受講、現在は看護大学在学中

Mayさん (3) グアムからの医療英語転校受講、現在は看護大学在学中

2020年8月1日掲載

Mayさん

前回の体験談はこちら

医療英語受講を終えて

私は渡米後3カ月は語学学校のみを受講し、英語の勉強に重点を置きました。そして、その後3カ月間で、午前に語学学校の TOEFL クラス、午後に医療英語のクラスを受講しました。最初の3か月間のおかげで英語で読んだり、聞いたりすることに徐々に慣れてきていたことが医療英語を受講するにあたりプラスになったと思います。

全20回の医療英語クラスのうち、前半10クラスがベーシックな医療英語の授業、後半10クラスが NCLEX と医療英会話に関する授業でした。

医療英語の授業に関しては、授業開始前に一通り教科書の予習を終えてから授業に臨みました。10クラスで1冊分の教科書を網羅するため、授業の進みが早く、予習がとても生きたと思います。初回の授業はとても緊張していましたが、先生からもっとリラックスして話して大丈夫だと言っていただき、できるだけ積極的に問題に答えたり、質問をするように心がけました。ひとつひとつの医療英語をただ丸暗記するのではなく、医療英語に関連した様々な prefix、root、suffix を学んだことで、単語を理解しやすくなったと思います。医療英語は一つの単語がとても長いものも多かったですが、この学び方のおかげで思っていたよりもスムーズに単語が頭に入ってきました。また、自分で勉強する際に発音が分からない単語については発音を辞書の音声で確認していましたが、それでも実際に先生から発音を指摘される場面が度々ありました。このように、自分では気づけない発音ミスを指摘してもらえる機会はとても貴重だったと思います。

NCLEX の授業では、授業の前までにその日の範囲について自分で予習をし、クラスでその範囲の重要な点の復習をしたり、自己学習で分からなかった点の質問をしました。また、毎クラスでクイズがあったので、自分の理解度をチェックすることもできました。毎授業までに予習しなければいけない範囲が膨大だったのでとても大変でしたが、いつまでにどこまでを終えなければいけないという明確な目標があったので、モチベーションが上がりました。実際の NCLEX と同じような形式の問題を解いたことで、改めてその難しさを実感したとともに、継続してしっかりと勉強をしていかなければいけないと自覚する機会になりました。

医療英会話の授業では、発音、イディオム、リスニングなどを学びました。発音を重点的に学んだ際には、何度も声に出して練習する機会があったので、その日に学んだ単語に関しては正しい発音を身に着けることができたと思います。また、話している文章が間違っている際に、その場で間違いを指摘し訂正してもらえたのがとても勉強になりました。今までずっと間違っていると知らずに話していたセンテンスで初めて指摘されたものもあり、とても実りの多い授業でした。

全授業を通して2回プレゼンテーションをする機会もあり、とても良い経験となりました。1回目で指摘された点を2回目で改善できていたと評価してもらえたことがとても嬉しかったです。まだまだプレゼンテーションに対する苦手意識は大きいのですが、今後アメリカでRNとして働くならプレゼンテーションスキルは必須だと思うので、もっとスキルアップしていきたいと思いました。

これからの看護学校生活は分からないことだらけですが、これまでの学びを生かして、新しい経験や学びを得ながら、頑張っていきたいと思います。

A. Y. さん オーストラリア看護留学・看護師就職事情と米国への挑戦計画

A. Y. さん オーストラリア看護留学・看護師就職事情と米国への挑戦計画

Kojiさん 10月の渡米を前に医療英語学習・書類作成・資金準備に励む

Kojiさん 10月の渡米を前に医療英語学習・書類作成・資金準備に励む