Hazukiさん (1) アメリカで看護師資格取得しました!!

Hazukiさん (1) アメリカで看護師資格取得しました!!

2020年5月4日掲載

こんにちは。私の名前は、Hazukiです。私は、日本の看護師として看護留学をしたわけではなく、アメリカで看護師を目指し看護師資格を取得しました。こんな私の体験談をこれからアメリカ看護師を目指す皆さんに参考になると良いと思っています。

私は、大阪府出身の23歳で、現在RN-BSNプログラムがある大学に通っています。大学はNY州にあるのですが、ニューヨークシティからは車で6時間離れています。日本にいる友達や知り合いにニューヨークにいる話をすると決まって“え、すごい!いいなあ”と言われますが、本当に車がないと不便なところで生活していると伝えると驚かれます。NCLEXは昨年の2月に受験し合格しました。一般的な経歴ではなく、日本の看護学校へは行かずに、日本の高校を2015年に卒業してすぐ5月に渡米しました。英語環境の中で生活しているので、日本語でのタイピングは久しぶりですごく時間がかかりました。笑

渡米のきっかけ

渡米を決めた理由は、高校1年生の時に参加したオーストラリアの夏の語学研修でした。2週間ほどの滞在でしたが、当時の私には渡米するきっかけとなりました。ホームステイ先では、日本に留学経験のある優しい家族に恵まれ楽しく過ごしました。滞在中、今の様に便利な携帯の翻訳機能がほとんどなかったので、英語の電子辞書は私の味方であり、生活の一部でした。わからない単語がほとんどで、その都度いちいち辞書で調べ時間がかかったのにも関わらず、ホームステイ先の家族は辛抱強く私がなにを言おうとしているのか待ってくれたのを覚えています。最後の日の空港で私は寂しく泣いてしまいました。ホストマザーも泣き出しハグをしてお別れしました。

その後、私は卒業後の進路を担任の先生に伝えると“おう、そうか頑張りや”と背中を押してくれました。担任の娘さんも、同じ様に海外に住んでいるらしく私の様な“irregular”な進路にも他の生徒と同じ様に接してもらえたのはすごく嬉しかったです。他の人が受験のストレスを抱える中、私の中には違う不安がありました。それは、アメリカの大学で本当にやっていけるのか、ましてや、英語で看護を学べるのか、ということでした。

両親は、自分がしたいのなら頑張りなさいというタイプで反対をされることはありませんでした。父には、“アメリカで看護師になるのは日本で医者を目指す様なものだって聞いたけど本当にいけるのか?”と質問され私は、“いけるよ、なんとかなる”と(自分自身にも)言いきかせました。私の家族は、両親、兄、共に看護師で妹は今看護学校にいる看護師一家です。親戚もほとんど看護師か理学療法士など医療系に携わっていて、私が看護師になりたいと思ったのもこれが理由かもしれません。小さい頃から看護師かC Aになるのが夢だったので、本当にアメリカで看護師になれるのかすごく不安でしたが、両親の支えもあり、アメリカに行くことを決めました。

なぜ、アメリカで看護師を目指そうと思ったのか? この質問はアメリカに来て数えきれないくらいされました。私は、何故とは言い切れないのですが一つ思う事があります。それは、もちろんアメリカにもありますが日本にある上下関係を“極端”に重んじる事です。私は、この習慣を一概に悪いとは言い切れません、なぜなら私も日本で生まれ育ち、目上の人を敬う文化は本当に素晴らしいと思うからです。しかし、日本の看護実習で先輩の看護師さんからいじめを受ける事が少なからずあるという実態において私には日本の看護学校に入りたいという気持ちがありませんでした。これは、私の見解であり全部がそうというわけではありません。

数ある看護留学エージェントが様々な情報を出していますが、私は、コミュニティカレッジ在学中から卒業後の就職について不安があり情報を集めようと思ってFacebookで “アメリカ 、看護師” と検索をかけ、アメリカ看護さんを見つけてフォローしていました。積極的に連絡を取り始めたのは、最近のNCLEXに受かってからです。私は、実はFacebookでのアメリカ 看護さんを知っているだけでウェブサイトがあることを知らず、とりあえず話を聞くために軽い気持ちでアメリカ看護さんにFacebookから連絡を取りました。するとすぐに返事が来て、スカイプでの無料カウンセリングを申し込みました。

連絡しようと思った経緯は、インターネットでグリーンカードについて調べ本当に取れるのか、R Nとしてアメリカでビザを取れるのかと、周りに同じ様な経験をした人がおらず、正確な情報が欲しいと思い、アメリカ看護さんが載せているいろいろな体験談をよみました。体験談には、本当に永住権をとった人がいて真実味があったというのが印象的でした。しかし、すぐに信用するのはよくない+体験談の多くに過去に日本で看護経験がある人ばかりで、やはり経験皆無な私では、永住権を取ることや、就職先なんて見つからないんじゃないかとすごく不安と思ったので、スカイプして直接話すことにしました。

私が初めて連絡を取ったエージェントがアメリカ看護さんで、そのあとでいろいろ他を片っ端から調べる予定でした。ほとんどの看護師留学サイトには“日本の看護師免許を持っている人へのRN資格をとるためのサポート、看護留学”と書いてあるところがほとんどで、アメリカの大学を出ている私には合わないと思ったからです。アメリカ看護さんのウェブサイトに“永住権サポートをしている”と書いてあったので連絡することに決めました。うまい話には載ってはいけないと親からも言われていたし、騙されてお金を取られてはいけないと思っていたので、言い方が悪いかもしれませんが、スカイプで話して怪しそうなエージェントと思えば、それまでだ、と思っていました。しかし、、、、スカイプで話した時点で、一番懸念していた就職先のサポートや永住権サポートもしっかりしている+信頼できそうだなと思い決めました。

星さんとは、スカイプで一度だけ話しました。私は、てっきり連絡を取っていた齋藤さんと話すと思っていたので、内心びっくりしました。(スカイプで)会って間もない星さんにNCLEXを合格したことを伝えると、“OH MY GOODNESS !!!”と喜んでくれ、何問で終わったの?と聞かれ、“75問でした”と答えると私のことを昔から知っているかのように、本当に嬉しそうにおめでとうと言ってくれました。

こんな経緯でアメリカ看護さんのサポートを受けることを決めました。

次回は、アメリカ看護留学の実態というか、アメリカ看護大学の授業や実習、そしてNCLEX合格について紹介します。

Pinning ceremony にて。

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Hazukiさん (2)  コミュニティカレッジ(2年制看護科)で学んで

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H. O.さん (2) 永住権取得までの道のり

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