Koichiさん (3) キャリアチェンジで米国看護師に 3年目の現場から

Koichiさん (3) キャリアチェンジで米国看護師に 3年目の現場から

2024年11月1日掲載

Koichiさんの前回の体験談はこちら

アメリカでナースとして働き始め、約3年になります。日本ではナースとしての経験はありませんが、アメリカのナースは患者様たちが特殊な理由での治療が必要となっている場合がほとんどです。たとえばドラッグの過剰摂取による後遺症、アルコール中毒で観察を必要としている、精神疾患により治療が必要、などです。時には患者様が施設から逃げ出そうとしてしまう事もあります。この話を聞くと、アメリカでのナースは難しいと感じるかもしれませんが、とにかく経験を積む事で対処や治療の継続をする事ができるようになります。私自身、未経験でナースになったので初めはとても不安だったのを覚えています。今まで沢山の経験を積んできましたが、毎日学ぶ事があります。毎日学ぶ事により、ナースとして一流になる事ができると考えています。

未経験のナース、更にはアメリカで生き残る事ができている理由は常識的な行動を心がけているからだと考えています。常識的な行動とは難しい事ではありません。全て説明をする事ができませんが、これは簡単なことで、例えば仕事を休まない(休むとしてもできるだけ早く休む事を伝える)、言われる前に思いつく限りの仕事をする、時間内に仕事が終わるようにするのではなく、できるだけ前倒しで仕事をする、手が開いたら次の日の為の仕事内容の確認をしておくなどです。

ナースと言えどここはアメリカです。時間通りに出勤してくるナースは全体の10パーセントです。もしも毎日休まず、時間通りに出勤をしていればそれだけである程度評価されます。ナースはとても忙しい毎日です。一つ仕事が終わる毎に何をしたらいいかを聞いてくる人がいますが、いちいち指示をだす時間は誰にもありません。そこで、出来る限り思いつく事をした後に「これとこれとあれはやりました。何か他に出来ることはありますか?」と質問した方が、仕事の完了報告と同時に質問もできるので有効的です。

ナースは兎に角時間との勝負です。仕事を与えられた時間内に終わらせる事を目標にゆっくり仕事をしていると、何らかのイレギュラーなハプニングが起きた時に対応できなくなります。そしてそんなナースは退勤ができずに残業をして、そこからくる疲れで次の日に遅刻したり欠勤したりと悪循環がはじまります。

もしも私が上司ならこの人は仕事が下手だなと考えてしまいます。もしも仕事が終わり、時間ができたなら次の日に出勤した時にどの患者様から始めるのが早いか、どんな薬が処方されているかを確認するだけでかなりの時間が短縮されます。そして短縮された時間でまた次の日の為に時間をさく、又はイレギュラーなハプニングに対応するなどいい循環を作る事ができます。そしてこれは日本で働く人なら当たり前の様に行っている事で、特別な事ではありません。アメリカでナースをするからと言ってアメリカの働き方をしてしまうとその他大勢に入ってしまいます。これは非常に危険です。アメリカでナースとして働くがこそ、日本での働き方をする事で他のナースとの違いを作る事ができると考えています。

アメリカでナースとして働く事を考えているなら、一度星さんとお話をする、またはカウンセリングを受ける事をおすすめします。まずは自分自身の状況にあったプランを立てる事、必要な物やスキルを再確認することが大切です。他のエージェントは連絡がスムーズにいかない事が度々ありますが、星さんの会社では連絡、又は相談など早急に対応していただきました。

これからアメリカでのナースを目指している人は数多くの不安や問題を抱えていると思います。ですが最初の一歩を踏み出さなければ何も変わりません。星さんのカウンセリングを受ける事で最初の一歩を踏み出せるようなアイディアやプランを立てる事が重要になると感じます。

KMさん 米大学院の看護教育課程を修了し、再渡米を目指す

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Nさん (5)  NCLEX合格できました!

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