AZUSAさん (3) アメリカ看護師を目指すということ。

AZUSAさん (3) アメリカ看護師を目指すということ。

2021年1月28日掲載

アメリカという国で認められるような看護師になるためには、憧れや夢だけで叶えることは、なかなか難しいかもしれませんし、もしかしたら皆さんの日本での経験が生かされないこともあるかもしれません。私は日本で看護師の経験がなく無知な状態で始めたので、正直、最初から今までもわからないことだらけです。ですが、一つだけ言えるとするなら、自分のどんな目標も達成するまでは、逃げないと決めたことです。日本を飛び出してから、泣かない日はないですし、思ってもないことが突然に起こったり、日本いた時には守られていたものがアメリカにきてすべて自分にふりかかってきて、心がボロボロになり、くじけました。何度日本に帰ろうと思ったか…それでも一度決めたことは最後までやり遂げると両親と約束しましたので、看護師になるまでは日本に帰らないと決めました。皆様もアメリカでどうしたいのか、どんな看護師になりたいのかご自分と向き合ってみてください。

実は、私と星さんは、今年で10年のお付き合いになります。星さんもかつて私と同じ状況で渡米された方なので、私たちにいつもよりそってくださいます。本当にしんどいときは、決して「頑張って!」とはおっしゃらず、「無理しないでね!」と言ってくださいます。本当の苦労や辛さを知っている方だなといつも尊敬しております。また。何かあるとすぐにお電話をいただいて、「大丈夫だよ!その件はすでに対応済みだから」と私の不安をすぐに取り除いてくださいます。星さんの生徒のみなさまへの情熱がとても伝わります。10年とても早かったですね。星さんのおかげでここまで来ることができました。これからもよろしくおねがいいたします。

最後に、アメリカ看護スタッフの皆様へこの場を借りてお伝えさせて下さい。

いつも大変お世話になっております。皆様に迅速かつご丁寧なご対応にいつも感謝しております。私だけではなく多くの生徒さんを抱えていらっしゃるにもかかわらず、生徒さん一人一人にすぐに対応していただけるサポート会社はなかなかないと思います。時には厳しいアドバイスもいただきますが、アメリカ社会で生きていく中にもお互いを思いやる気持ちを忘れずに、大切にしていらっしゃるからだと思っております。これからもよろしくお願いいたします。

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