K.O.さん アメリカで自分が求める看護師のあり方をみつけたい
2019年4月19日更新
プロフィール
K.O.さん 36歳 千葉県出身
文系の四年制大学(人間文化学部、英語コミュニケーション学科)へ入学。卒業。
一般企業へ就職(証券会社)
在職中に看護師になることを考え看護専門学校へ入学。
看護学校卒業後、都内大学病院勤務(HCU4年半、ICU1年半)
渡米2019年3月
私が今回本格的にアメリカ看護留学を目指した体験談を書きます。私の体験談が渡航を考えている皆さんへ参考になるかどうかはわかりませんが、是非時間があれば読んで下さい。
私は、中学生の頃から映画や音楽を通じてアメリカ文化やその言語である英語に興味がありました。そこでボストンへ留学するプログラムのある大学へ進学。在学中に6ヶ月間ボストンへ留学し、授業やボランティア活動を通じて実際にアメリカ文化に触れ、たくさんの学びがありました。
高校を卒業してから私はたくさんのことを経験させてもらいました。もし目標や夢があるならチャレンジしてください。強く想えばそれを支えてくれる人、見守ってくれる人が必ずいます。
卒業後も英語を扱う仕事や海外とつながりのある仕事に就きたいと考えていましたが、一般企業である証券会社に就職。主な仕事はお客様の資産運用やそのアドバイスを行うというものでした。しかし時が経つにつれ、父が慢性疾患を患っていたこともあり、今後の人生において「働く」ということを考えた時、人々の資産を管理することより、人々が「働く」ことができる身体や環境をつくることが大切ではないかと考えるようになりました。
そして一念発起、仕事を辞め看護学校へ入学。看護師として大学病院で勤務することになりました。配属先はHCU病棟。急性期から時には慢性期、消化器外科・内科、呼吸器外科・内科、婦人科、脳神経外科、神経内科などさまざまな診療科の患者さんと接し、入院期間の短縮化が求められている流れの中で、環境が整わず長期にわたる入院を余儀なくされている方、入退院を繰り返す患者さんをみることがありました。そのような患者さんをみるたび、その患者さんが求める、必要とする看護が提供できていたのか疑問に思うようになりました。
次第に諸外国の医療制度はどうなっているのか。医療先進国である欧米を中心にニュースやインターネットを通じて調べてみました。アメリカでは入院期間は短縮され、医療施設は分業されていることがわかりました。中でも訪問看護の役割は大きく、日本のような長寿社会において病気と共に生きることは避けられず、今後日本でも訪問看護の必要性、重要性は高いだろうと感じました。そして海外で看護や医療の勉強をしたい、また勉強したことが日本でもいかせるのではないかと思いその方法を探す中で出会ったのがアメリカ看護でした。
私がアメリカ看護を通じてアメリカで看護師になろうと決めたのは御社から留学している先輩がいたこと、説明会に参加したときにビジョンをもって今後のキャリアプランを考えることができたからです。
渡米前からカウンセリングでは星さんに対応していただき、留学の流れ、その生活ひとつずつ丁寧にアドバイスいただきました。星さんは的確に、正直にお話してくださるので安心して今回の留学の準備を進めることができました。
そんなある時、医療英語や英文法の本を留学2年前に購入し勉強しようと気合を入れたものの、渡米1年半前に病院の都合で異動となり、新しい部署が今まで経験のない領域だったため、その学習や新しい環境に慣れるのに時間がかかり、留学に対する十分な勉強はできませんでした。その為、星さんへ相談し、渡航時期を遅らせ、今回の渡航となりました。
大学生の時に漠然と将来はアメリカで働いてみたいと思い、続けていきたい、やりがいを感じている仕事である看護師として、アメリカで働くことをずっと思い描いていたことをやっと実現できるチャンスがやってきたことに喜びを感じています。きっと困難なこともあるだろうし、辛いこともあると思いますが、自分が求める看護師のあり方をみつけ、その看護師になれるようがんばりたいと思います。
これから、すぐに語学学校、医療英語のクラスが始まります。予習・復習はもちろん、特に重点を置きたいのは語彙力の向上です。1日の目標を決め計画的に学習を進めていきたいと考えています。
留学までの期間は不安でいっぱいでしたが星さんはとても明るく、カウンセリングでは率直にお話してくださり、私自身も前向きになれました。メールでは迅速で、丁寧な対応で円滑に準備を整えることができました。
ありがとうございました。頑張ります!!
前病棟の送別会