Chisatoさん (3) NCLEXに合格、いよいよ永住権取得を目指す段階に

Chisatoさん (3) NCLEXに合格、いよいよ永住権取得を目指す段階に

2023年11月15日掲載

Chisatoさんの前回の体験談はこちら

昨年10月に渡米し、はや1年が経ちました。前回の体験記にも書いたように、渡米後も英語力や金銭面、将来のことなど、不安は絶えず、特にNCLEXを受験するまでは「本当にNCKEXを受験することができるのか?」という不安でいっぱいでした。また、4月の初めにATTNを取得するまでは、全く勉強に身が入りませんでした。実際に、本格的に勉強を始めたのはATTN取得後です。私の場合、看護大学より「2ターム目(9月)までにNCLEXに合格しなければ、3ターム目にすすめない」と言われていたため、なんとしても9月までには合格しなければならない、というプレッシャーがありました。その時は、「無理かもしれない」と思っていましたが、いま思い返せば、デッドラインがあったからこそ頑張れたのだと思います。

NCLEX受験の準備

私は勉強に取り掛かるのが遅かったこと、また、大学の課題も同時にこなさなければならず、時間に余裕がなかったため、とにかく短期間で効率よく勉強できる、いわゆる「受験のための勉強」を行いました。使用した教材は、SAUNDERSのテキストと、U-Worldのみです。まず、4月と5月の2か月間かけてSAUNDERSのテキストを読むことで、医療英単語を覚えました。私の場合は、英単語を覚えるのに大きな苦労はありませんでした。これは、私が昨年にすでにMedical Terminology classを受講していたことが、大きな助けになったからだと思います。PrefixやSuffixなど、英単語を覚えるうえでの基本的な知識を教わりながらMedical Terminology classを受講できたことは、NCLEXの勉強をするうえでとても役に立ったと感じています。SAUNDERSのテキストを読み終えたあとは、6月、7月の2か月間、ひたすらU-Worldの問題を解き続けました。現在U-WorldのQ-Bankには計2000問ほどの問題がありますが、2か月間でこれを3周し、模擬テストを4回受けました。私には時間が無かったため、問題傾向と解答を覚えることに集中しましたが、もっと時間があれば、細かい発音を調べたり、音読をしたり、他の教材を参照にしたりしながら、より深い勉強をしたかったと思います。しかしながら、この方法でU-World模擬テストの得点率が、5月の時点で60%ほど、7月の時点で80%ほどだったため、8月の初めにNCLEXを受験し、無事合格することができました。

Next Generationで受験

実際のNCLEXの問題については、とても難しかった、というのが率直な感想です。私は全部で75問解答しましたが、3問しか確信のもてる解答はありませんでした。どれも「これだと思うんだけど…」という手ごたえで、受験後は間違いなく不合格だと思いこみ、ずいぶん落ち込みました。NCLEXは4月から新しくなりましたが、すでに経験のある看護師にとってはNext Generationの方が親しみやすいのではないかと思います。なぜならNext Generationの問題形式では、ただの暗記ではなく、ケーススタディをすることで、自然と正当を導くことができるからです。私は暗記が得意ではなかったので、Next Generationになったことは、私の合格の大きな後押しになったのではないかと思っています。

「アメリカ看護」のサポートを利用して

NCLEXに合格し、次はいよいよ永住権の取得を目指す段階に辿り着くことができました。永住権スポンサーについては、私はもともとアメリカ看護さまにお願いしようと思っていたので、迷いはありませんでした。アメリカ看護さまを信用していることはもちろんのこととして、個人的に、ずっと星さんと繋がっていたいという気持ちが大きいこともあります。

冒頭でも述べたように、私はNCLEXの受験資格を得られるのかどうか、とても不安でした。それでも結局、NCLEXの受験資格を得られ、無事合格することができました。星さんはよく「できないなら、できないと言う。できるから、できると言っている」というようなことを仰ってくださいます。が、これは本当です!!

今後、永住権を獲得するにあたって、NCLEX受験前のような不安な状況に置かれることが予想されます。面接時には星さんからも「永住権がとれるかどうか、すごく不安になると思う」と、念をおされました。しかしながら、私はもう、将来に対して極度に不安に思うことをやめることにしました。「ゴールに辿り着くことは決まっている。ただ、それまでに障害があるに過ぎない」こう考えて、目の前の課題を、ていねいに、着実にこなしていくことに集中することに決めました。

このように考えられるようになったのは、星さんやアメリカ看護のスタッフの方々、家族や友人の支えがあるからこそです。今後も、アメリカ看護さまの協力を得ながら、私は私でやるべきことをきっちりと行い、「アメリカで看護師として働き、お世話になった人たち、大切な人たちに恩返しをする」という夢を実現するために、日々努力を続けていきたいと思います。

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