Aさん<後編> 仲間との絆と進路の選択

Aさん<後編> 仲間との絆と進路の選択

2026年1月15日掲載

<前編>はこちらから。

Anatomyの後も、Microbiology、Physiology、Chemistryと続けて履修し、着実にprerequisitesを進めていきました。勉強漬けの日々の中で、SNSで楽しそうな友人たちの投稿を見るたびに、「自分で選んだ道だ」と言い聞かせながらも、涙をこらえて机に向かっていたのを覚えています。

TEAS試験と仲間との絆

次に待ち受けていたのが、CaliforniaのNursing School入試に必要なTEAS試験。この試験をきっかけに、Pre-Nursingの友人2人と深い絆が生まれました。週3回の勉強会、試験前日の励ましのメッセージ入りの巾着──努力の先に、ようやく心から楽しめる時間が訪れました。

そして、3人とも一発合格。Six Flagsへのご褒美旅行や誕生日のサプライズなど、かけがえのない思い出ができました。

Casper Testと英語の壁

その後、さらに難関のCasper Testに挑戦。英語が第二言語の私にとって、瞬時に英語で考え、話す試験は非常に厳しいものでした。ネイティブとの差を痛感し、悔しさで涙する日々。それでも、「もっと磨こう」と思えたことが、次の原動力になりました。

星さんとの出会いと進路の決断

出願結果は、公立大学2校は不合格、私立大学は合格。悔しさの中で星さんとの面談を予約し、「まずは一日でも早く看護師になる道を優先すべき」という言葉に背中を押され、私立大学への進学を決断しました。

その後、第一志望だった公立大学が選考方式を変更し、努力が反映されるポイント制に。軽い気持ちで出願した結果、予期せぬ合格通知が届きました。

星さんとの再面談では、進路の最終判断を相談。「どんなに魅力的な選択肢にも、必ず落とし穴がある。それを見逃さず、しっかり穴を埋めてから進むこと。」という言葉に、改めて「自分の将来は自分で守る」という意識を強く持ちました。

最後に──諦めない気持ちと支えの大切さ

この2年間のPre-Nursing期間を振り返って一番強く感じるのは、「諦めない気持ちの大切さ」と「自分の弱みを理解すること」です。努力を続けていれば、必ず道は開ける。支えてくれる仲間や環境の中で、自分ひとりで抱え込まずに前を向き続けることが、異国の地で挑戦し続ける秘訣だと思います。

これからNursing Schoolに進み、さらに忙しくなる日々が待っています。OPT、就職活動、大学院受験──まだまだ長い道のりですが、星さんの言葉と、これまでの努力を支えに、最終的にはアメリカでNPかCRNAとして、ネイティブに劣らない医療者になる夢を叶えたいと思います。

【星さんへ】
星さんと出会ってから、もうすぐ一年が経とうとしています。あっという間の一年でしたが、私の中では、星さんはすでにアメリカでの人生のお母さんのような存在です。同じ看護の道ではなくても、星さんご自身が不安や迷いを乗り越えて今の道を築かれていると聞いているからこそ、私にとってそれが大きなモチベーションになっています。いつも明るく、前向きで、時には厳しく。でも、何かを成し遂げたときには誰よりも一緒に喜んで褒めてくださるそんな星さんの姿に、母親のようなあたたかさを感じています。(きっと年齢的に私の両親と近いのもあるかなと思います)また数ヶ月後にお会いして、近況報告をしながら喝を入れてもらえるのを楽しみにしています。季節の変わり目で気温も下がってきていますので、どうかお体に気をつけてお過ごしください。

【りかさんへ】
いつも素早くメールを返信してくださり、本当にありがとうございます。りかさんのメールはいつも曖昧さがなく、はっきりと方向性を示してくださるので、読むたびに頭がすっきり整理されます。日本も季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、どうかお身体に気をつけてお過ごしください。

Aさん<前編>「迷ったらStay、決めたらGo 」アメリカ看護留学への決意と挑戦

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