Aさん<前編>「迷ったらStay、決めたらGo 」アメリカ看護留学への決意と挑戦

Aさん<前編>「迷ったらStay、決めたらGo 」アメリカ看護留学への決意と挑戦

2026年1月1日掲載

「迷ったらStay、決めたらGo」
これは、私がいつも心に留めている星さんの言葉です。今回体験談を書くにあたり、これまでの道のりを振り返る中で、この言葉がどれほど私を支えてきたか、そしてこれからも強い支えになるのだろうと改めて確信しました。

迷ってもいい。でも決めたら、後ろを振り返らず全力で進む。その姿勢があったからこそ、今こうして前向きな気持ちでnursing schoolに進む準備ができているのだと思います。

看護師を目指すきっかけ──高校時代の入院体験

医療関係の仕事に就いている家族に囲まれて育った私は、幼い頃から医療の世界で働くことが夢でした。ですが、アメリカでAPRN(Advanced Practice Registered Nurse)を目指そうと決めた最大のきっかけは、高校時代の入院経験です。

持病の手術で入院していたある夜、寝ぼけて起き上がった拍子に気管チューブが外れてしまい、息が苦しくなりました。ナースコールで呼んだ看護師さんはすぐに来てくれましたが、「医師がいないと何もできません」と言い残して病室を後にしました。私はそのまま朝まで不安と恐怖の中で過ごしました。

この経験を通して、「看護師であってもできることが制限されている」という現実に直面し、「将来、患者さんにこんな不安な思いをさせたくない」と強く感じました。

ナースプラクティショナーとの出会い

高校2年の冬、主治医との会話の中で初めて「ナースプラクティショナー(NP)」という存在を知りました。日本ではまだ制度が整っていない一方、アメリカでは医師と協働しながら大きな役割を果たしていることを知り、「これだ」と思いました。

その後、現地のNPに連絡を取り、実際にCaliforniaで働く姿を見学させてもらいました。患者さんを診察し、薬剤量を調整し、医師と意見を交わす姿を目の当たりにし、「絶対に将来これになりたい」と心から思いました。

国際学会参加で決意を固め、渡米

アメリカで学ぶことを決意した私は、ICN NP/APN国際学会にも参加し、世界各国の医療制度や高度看護について学びました。そして「NP発祥の地であるアメリカで学びたい」という強い決意を固めました。

渡米後、最初に立ちはだかった壁は英語でした。日常会話すら緊張してしまう中、ネイティブの友人に協力してもらい、毎日英語で通話練習を重ねました。

そして、最初の大きな挑戦となったのが、コミュニティカレッジで履修したAnatomy。周囲から「初学期で取るのは無謀」と言われながらも、私は“待つより挑む”ことを選びました。毎日カフェで朝から晩まで勉強し、トイレの壁に英単語を貼るほどの努力を重ね、ついに望んでいた成績を取ることができました。

後編は1月15日に公開予定です。

SAさん ワーキングホリデーを終えてアメリカの看護師を目指します!

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