アメリカで看護師になる!ついに実現!日本で対面個人カウンセリングを実施

アメリカで看護師になる!ついに実現!日本で対面個人カウンセリングを実施

2022年8月8日掲載

毎年、夏季に日本でのセミナーやカウンセリングを開催していますが、コロナ禍中とあって長らくZoomで行っていました。昨年からは母の介護のため日本とアメリカを頻繁に行き来しているものの、やはり対面でのアポは難しい状況で、おそらくこの夏も無理だろうと思っていました。しかし、多くの方から「日本に帰国しているなら、ぜひ対面で会いたい」という声もあり、このたび3日間限定の対面カウンセリングを開催しました。急な告知にもかかわらずお知らせからすぐに定員になりました。ご応募いただいた方、ありがとうございました。今後も様子を見ながら少しずつ対面カウンセリングを増やしていければと思います。

個人カウンセリング日程
栃木県宇都宮市(宇都宮駅構内) 7月6日(水)2名、7月14日(木) 3名

東京都豊島区(池袋駅近辺)  7月29日(金)4名

本コラムでは、今回の対面個人およびZoomカウンセリングでいただいたご相談の一部内容をご紹介します。

Case 1 「数年前にNCLEX書類申請したが…」

Mさん (28歳)福島出身 看護大学卒業  

● 申し込み時のメール

福島の看護大学を卒業後、病院で3年間にわたり正看護師として勤務。数年前にカウンセリングをして頂いていながら結局このような困ったときに再度連絡してしまいました。返信を頂けるか心配です。対面予約したいのでお願いします!本当にすみません。以下がこれまでの経緯です。お会いできること心からお待ちしております。

カウンセリング後、アメリカで看護師をしているインスタで活動している方々と知り合い、最も簡単だとそのグループで話していたので、2019年にニューヨーク州のBoard of Registeredに規定の書類を提出後、日本の看護学校で取得した単位や看護師免許書の様々な書類を提出しました。先方からClinical Portion of Transcriptの提出を求められ、インスタグループ内で相談しました。書類は1年以内に提出しなければならず、まず何をどのようにすればよいのか分からずに行き詰まっており、インスタのグループの人たちへ話をしました。しかし、私の他にそのような人がおらず解決できず。また、周囲に同じような状況にある知人もいないため、インターネットでいろいろと検索し情報を集めていますが、どのサイトも書類申請で通った人の苦労話が書かれているだけです。どの情報も信頼ができず、再度、星さんに相談に乗って頂きたいです。よろしくお願いします。

● 星宣子から

Mさんは一度弊社の初回無料のカウンセリングを終了しておられます。実は弊社では初回無料カウンセリング時にNCLEX書類申請の大切さをお伝えし、それと同時に弊社で書類作成サポートした際の費用もお知らせしております。カウンセリング後にこうして再度、ご相談来る方や書類作成サポートを依頼してくる方が多いのが現状なのです。

日本の看護学校で取得した各単位や時間数、教科名や卒業校調査などなど、審査の段階で引っかかり、書類の再提出を要求されることが多々あります。そのため弊社では、まず「書類査定」をし、次に審査側が必要とする書類を元に、留意点に注意しながら作業していきます。それはとても時間がかかり、アメリカで看護師になるためだけではくアメリカで看護師として合法的に働くためには、個人でクリアすることは非常に厳しいと考えております。もちろん、卒業校との連携無しでは成り立ちません。さらに、一度提出してしまった書類の不備を指摘されているため、各項目で詳細を明確にしなければ、まずNCLEX書類申請を通ることはありません。

Case2 「NCLEXには合格したものの…」 

Yさん(35歳)埼玉県出身。語学留学のためニューヨークに滞在した経験を持つ。大阪の看護学大学を卒業後、病院で8年間勤務し、2年前に再渡米。ハワイ観光中に連絡を頂き、日本へ帰国の際に対面。

● 申し込み時のメール

日本とアメリカの看護師をしているという看護書類作成サポートを通して、CGFNS書類作成からNCLEX書類申請をして無事RNライセンスを取得しました。その方に相談したいのはやまやまですが、実はその方から御社へ依頼するのはお薦めできませんと言われていたので相談できずにいます。星さんにお世話になった旧友に出会い、メールさせて頂きました。ハワイから帰った際に対面を希望したいです。お願いします。

● 星宣子から

Yさんのように、アメリカでRNライセンスを取得したにもかかわらず、本帰国された方から相談を受けることは多いです。実は書類審査だけでRN試験に合格しても、アメリカでは働くことはできないのです。その理由はソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)の有無です。雇用する側は、必ずSSNを求めてくるのが通常です。RN取得=SSN取得は当たり前のことなのですが、意外にもこのSSNを取得している方は少ないのです。Yさんへのアドバイスとしては、やはりアメリカ国内で看護学校に編入し直す必要があります。そして、卒業後のOPT申請しSSN取得してからはじめて、仕事に就くことが可能になります。

Case3「NCLEX書類申請を断念。語学留学を検討中」

Mさん(27歳)岩手県出身。現在、東京の大学病院勤務中。

● 申し込み時のメール

3年前にNCLEX書類申請を途中で断念し、そのままにしていました。つい最近兄がアメリカで看護師を目指している話をしていた時に、星さんを思い出して兄に話すと、なんとすでに兄がアメリカ看護留学を決意しており、アメリカ看護さんへ書類作成サポートを申し込みを進めていたことを知りました。私も再度対面で星さんと直接お会いしたく、ぜひ対面を申し込みたいです。

● 星宣子から

Mさんには3年前に弊社書類作成サポートを依頼頂いたのですが、書類申請する段階でさまざまな困難な状況に陥り、途中でNCLEX書類申請自体を断念していました。私がMさんのお兄さまと初回カウンセリングでお話した際に、Mさんのお話が出て「せっかくそこまで進んだのにもったいないですよね」とお伝えしたことを覚えています。Mさんは途中で断念したことをとても気にされていました。私は、その時はタイミングが悪かっただけだと思うので、再度挑戦してみてはとお兄さまにお伝えしました。

実はMさんとは最初にお会いした後、音信不通になっていました。弊社には最初のご連絡から7、8年後に再度お問い合わせが来る方も少なくありません。Mさんの短期留学も、今後アメリカで看護師になりアメリカで合法的に働きたいということを考慮すると、「アメリカで看護師になりたい人必読!その選択でホントに大丈夫?(2)『語学留学』」に書いたデメリットも考えて欲しいと思います。また、申請を再開したい時まで、しっかり悩んでご連絡ください!

看護師審議会(BRN)について

アメリカでは各州に看護師審議会があります。例えばカリフォルニア州には「カリフォルニア州看護師審議会(California Board of Registered Nursing)」があり、カリフォルニア州が認可している国家試験(NCLEX-RN)を受験するに値する看護学科の習得を要求しています。それは他州も同様です。

各州毎にNCLEX受験申請をする条件を満たしていなければ、全米での受験許可すら認めません。まして、就職となれば、労働許可証、SSN無しにはチャンスなどありません。

弊社では、このNCLEX書類査定を渡米前から開始し、就労許可証を発行する看護学校入学までのサポートをしております。就職面接ではTOEFLスコア取得者は有利になる事実もあります。もしご自身でBRNに提出し返却されてしまった書類の修正はとても時間を要し、受験許可を受けるのは厳しいのが現実です。このことを踏まえた上で書類作成をお勧めします。

進学や看護師永住権に必要な英語力の目安

ビザスクリーン
ビザスクリーンとは「Visa Screen Certificate」のことで、医療に携わるために、特定の職業に携わる外国人が、母国で認定されている特定の機関から最低限必要な英語力を所有していることを証明する証明書です。

  1. アメリカで看護師として働くために、何を始めたらよいかまったく分からない人。

  2. 看護学校進学のために必要な書類提出の段階でつまずいている人。

  3. 渡米したものの、英語力が足りずに進学が叶わず、語学学校等に通うだけで帰国してしまうかもしれないと焦っている人。

日本に到着!

円安でうれしい!両替所が珍しく混んでました。

日本に着いたら必ず「タリーズ」で一息。

実家でお決まりのたこ焼きパーティー。

今回の一時帰国では数年ぶりの対面カウンセリングを行いました。栃木県宇都宮市でのカウンセリングの様子。

東京の池袋駅周辺でのカウンセリングの様子。

栃木県が誇る東照宮(日光市)です。

福島県会津若松市を訪ねました。

福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」に遊びに行きました!

栃木県栃木市で流しそうめん。

中学時代のバスケットボール仲間に35年ぶりに再会!

宇都宮市の沖縄料理店「願寿亭」で開催された同窓会に参加しました。

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