アメリカで看護師になるには?2019年を振り返って

アメリカで看護師になるには?2019年を振り返って

「アメリカで看護師として働く夢”」確実に実現するためには

いよいよ2019年も残り少なくなってきました。今年もたくさんの方をサポートする機会をいただき、とてもうれしく思います。そして、来年こそ、アメリカで看護師として働く夢を叶えたいと頑張っている方も多くいらっしゃると思いますが、今回は、その夢を確実に実現するために大切な事柄についてお話したいと思います。

ネットやSNSに頼らず、プロから最新の情報を知ること

設立から6年が経ち、弊社のウェブサイトに掲載されている体験談や、びびなびのコラムも回を重ねてきたおかげで、弊社の初回無料カウンセリングにお越しになる90%以上の方に、事前に体験談やコラムを読んでいただいております。また、恒例となった日本で開催されているセミナーに、毎年参加される方も増えています。 私は、カウンセリング時に必ずご相談者さまに、アメリカで看護師になりたい理由と、将来どうしたいのかを聞くようにしています。大抵の方は、「アメリカの病院で働き永住したい」とおっしゃるので、私は、その目標達成にかかる「時間」「費用」「忍耐力」を具体的にお伝えしています。アメリカに来れば何とかなる、そんなことは無謀な思い込みでしかないからです。

ここ数年、インターネットやSNS上には「アメリカで看護師になるには?」といったブログや記事の情報が氾濫していますが、それらの情報をうのみにして、自己流で行い、問題が大きくなってしまったというケースも多々あります。一例を挙げると、アメリカで看護師になるために、必要不可欠なNCLEX書類審査に、今年必要な条件や記載事項の変更がありました。変更自体は、さほど大きな問題ではありませんでしたが、日本人看護留学生の間では、ちょっとしたトラブルが起こっています。現在インターネットやSNSに掲載されている書類申請や受験許可をもらえたという情報のほとんどは、条件や事項の変更前に行った人が発信しているので、今年書類申請した方の多くが、間違った申請方法を行ってしまったのです。 そのせいで、これまで海外看護師でも書類申請しやすいと言われていた州で、(間違っているので当然ですが)書類を却下され、書類申請に関係ないはずの英語スコアや日本での職歴、アメリカ国内での臨床経験年数など、たくさんの追加書類を提出しなければならなくなりました。 私のところにも、この件に関してのご相談が非常に増えています。そうでなくても、近年、アメリカで看護師を目指す留学生は、日本のみならず、世界中から集まってきています。そのため、NCLEX書類の申請自体も、とても厳しくなっています。正しい最新の情報を得ることが大切と言えるでしょう。

就活のためのカウンセリングを

アメリカ人でさえも、入学するために「待ち時間」があると言われる人気の看護科。無事に入学した後は、日々勉強。そして難関NCLEXに挑まなければなりません。合格すればOPTで1年間働く機会を得られますが、肝心なのはそこから。アメリカに永住するためには、永住権を取得しなければなりません。 アメリカで留学するためにもTOEFL、 IELTS スコアなどが必要ですが、就活も同様で、SSN取得、アメリカの医療系従事者による推薦、エッセイなど、必要なことがあり、特に自身だけで行うにはかなり難しいことがたくさんあります。せっかくOPTを終了しても、就活や永住権申請などについてきちんとした情報を調べずに独自で行って失敗し、帰国を余儀なくされる方も少なくないのです。 自分ではどうしようもなくなり、弊社に相談される方もいらっしゃいますが、残念ながら、どんなに私たちが力を尽くしても解決策を見出せない場合があります。もう少し早く相談されていたら状況は変わったかもしれないと思うことが多々あり、カウンセリングの重要さをひしひしと感じています。

弊社の看護留学サービスは、大きく2つに分かれています。1つは、看護科に入学する前まで(日本にいる時からのサポートを含む)。もう1つは、看護科に入学してから就職するまでです。入学から卒業、SSN取得、OPT取得、看護学生中のボランティア紹介、永住権スポンサーサポートまでを一手に引き受けています。看護留学の目的が、前述のように「アメリカの病院で働き永住したい」のであれば、将来を見据えて活動する必要があります。特に、看護科在籍中のターム毎に実施するカウンセリングはとても需要です。その期間の皆さんの体験が、看護師永住権スポンサー探しをする鍵にもなるからです。 看護科に入学しても、それで終わりではありません。アメリカの病院で看護師として働くことを視野に入れて、きちんとした計画を立てることが大切です。そのためにも、やはりアメリカの医療業界や看護師事情に長けたプロに相談されることを強くお勧めします。

アメリカで看護師として働きたいなら、英語力+コミュニケーション力!「英会話オンラインクラス」

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