相談急増中! キャリアチェンジでアメリカ看護師を目指したい人のためのアドバイス

相談急増中! キャリアチェンジでアメリカ看護師を目指したい人のためのアドバイス

2021年8月15日掲載

母の介護で、5月から再び日本に滞在しています。7月から、57年ぶりとなる「東京オリンピック」が開催されました。今まではアメリカ在住のため、アメリカの選手中心のテレビ観戦でしたが、今回は毎日のように日本の選手たちの試合観戦をライブで見ることができて何だかうれしいです。

今回は、アメリカで看護師を目指す「キャリアチェンジ」をテーマに取り上げたいと思っています。コロナ禍でキャリアチェンジに関するお問い合わせが急増しており、以下は、弊社が7月中に頂いたメールです。

キャリアチェンジ相談

◉ Sさん(シカゴ在住2年目/大阪出身 37歳/女性)
夫の赴任のため2年前からシカゴ在住です。日本で看護師資格および看護学校卒業の経験は一切ございません。アメリカで看護師になるための学校や費用を知りたいです。

◉ Eさん(サンフランシスコ在住10か月/滋賀県出身29歳/女性)
渡米して1年弱です。日本で准看護師として2年働き、その後結婚してグリーンカードを取得しました。カリフォルニアでLVNを目指すか、それともRNとして新たに学校に進学するか悩んでおりカウンセリングを希望しています。また学校卒業後の就職などについても、教えていただければと思っています。Zoomで面談していただけると嬉しいです。

◉ Aさん(カリフォルニア在住8年/東京都出身41歳/男性)
日本では海外メーカーの仕事を10年ほどしておりましたが、将来を考えアメリカの看護師資格に興味を持ちました。ソーシャル・セキュリティー・ナンバーや就労許可症は取得済みです。永住権を持っていると看護科入学の待ち時間が短縮することはありますか?費用も気になるのでおおよそを教えて頂きたいです。またカウンセリングもお願いしたいです。

◉ Yさん(ニューヨーク在住1年目/長野県出身/23歳)
アメリカで看護師になりたいです。日本で資格取得するか?アメリカで取得するか?どうしたらよいか相談に載って頂きたいです。それと看護師の資格を習得し、アメリカで働くまでの流れを知りたいです。

◉ Hさん(沖縄出身/35歳/女性)
NCLEXを約10年前に申請しましたが、書類を却下されてしまい日本での看護師資格を認めてもらえず今に至ります。結局書類申請を諦めました。アメリカの看護学校を受け直す勇気が今はありません。また、ソーシャル・セキュリティー・ナンバー もないし、いろいろと調べましたが看護学校入学もNCLEX申請が再度可能なのかもよく分かりません。

◉ Rさん(埼玉県出身/28歳/男性)
最短での看護師就職、永住権取得方法を伺いたいです。日本の看護師資格はありません。

◉ Kさん(カリフォルニア在住15年/46歳/女性)
アメリカ在住も15年が過ぎ、子どもたちも手が掛からなくなりました。不動産業を長年していますが、これからの人生は何か人のためになるような仕事をしたいと考え、看護師を目指したいと思っています。年齢的に気になりますが、本当に自分がやれるかどうかも相談に載って頂きたいです。

◉ Mさん(栃木県出身/26歳/男性)
介護士の仕事をして4年になります。カウンセラーの星さんは、僕の恩師がよく知るバスケの名選手です。そんなこともあり相談に載って欲しいと思い連絡しました。貯金もないですがアメリカで看護師なるチャンスがあるかどうか知りたいです。

キャリチェンジの理由や目的をしっかりと持つ

このように、キャンリアチェンジを目指したいと連絡を頂いた方が、7月だけでも8人いました。そのほとんどが、アメリカで看護師となって永住を視野に入れている方ばかりでした。キャリアチェンジを目指す理由はさまざまですが、「このまま人生が過ぎてしまうと思うと何だか不安だ」「日本では年齢的にキャリアチェンジは厳しい」という人が多いです。

確かに、アメリカでは性別も年齢も気にせずキャリアチェンジできます。また、会社を転々としてもキャリアップとして評価されることが多いです。また、アメリカでも看護師は「仕事に困らない」「働き方が比較的自由」「収入が安定している」としても評価されている仕事です。

キャリアチェンジの理由や目標を明確にしたい人は、私が、キャリアチェンジを目指す日本在住の方に必ず質問する項目がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

(1) なぜアメリカで看護師を目指すの?

(2) 言語力はどのように付けていくの?

(3) 費用工面はどのようにするの?

(4) アメリカで看護師になったら永住するの?

(5) アメリカと日本の両国の看護師を目指すの?

目標達成に必要な経済力・精神力を付ける

夢を壊すようですが、アメリカで看護師を目指すことは、はっきり言って「経済的・精神的」にも、想像している以上に苦しいです。留学費用には、学費や生活費に加え、永住権を申請費用などさまざまな用途でお金がかかります。日本から留学する場合は、国内在住の人と比べて航空運賃などもかかります。ですから、まずは日本で経済的な不安がないように必要なお金を準備しておきましょう。社会人として働き、十分な留学費用を準備してからアメリカの看護師を目指す方法もあります。

また、海外で目標を果たすためにはそれなりの精神力も必要です。私は、アメリカ看護留学において、この精神面でのサポートを重視しています。私自身も、今から20年以上前に1人で渡米してきました。正直、楽なものではありませんでした。渡米に際しお世話になったエージェントをはじめ、渡米後も学校長、同僚、大学のクラスメート、同じアパートの住人など、本当に周囲に人たちに支えてもらいました。

目標を達成するためには、まず正しい情報を得て、留学生活を支えるだけの経済力と、たとえ別のキャリアで成功していても、アメリカで看護師になるという新しい目標を見失わずに進める精神力が不可欠だと思います。

アメリカでお世話になったYさんです。日本で25年ぶりの再会に感謝!

アメリカでお世話になったYさんです。日本で25年ぶりの再会に感謝!

看護師20年以上のキャリアを持つ渡邉さん。

看護師20年以上のキャリアを持つ渡邉さん。

アメリカ看護留学スタッフです。

アメリカ看護留学スタッフです。

Hoshi World スタッフとのキャンプの様子。

Hoshi World スタッフとのキャンプの様子。

Hoshi World スタッフとのキャンプの様子。

Hoshi World スタッフとのキャンプの様子。

特別老人施設の看護師長と。

特別老人施設の看護師長と。

NCLEX合格までの道のり! 2021年8月に合格しました。

NCLEX合格までの道のり! 2021年8月に合格しました。

新型コロナワクチンについて 現場アメリカ看護師の皆さんに伺いました!!

新型コロナワクチンについて 現場アメリカ看護師の皆さんに伺いました!!