N. A.さん (6) RN ライセンス移行できました!(NY州→ CA州)
2021年2月15日掲載
N.A.さんのニューヨーク勤務経験談はこちら。
NY州看護師ライセンスからCA州看護師ライセンスへの移行(エンドースメント)を完了して
RN ライセンス移行できました !
ライセンス移行プロセスは、「アメリカ看護」のスタッフの方に依頼し、アプリケーションの記載、各学校からの書類、そして指定機関への全ての書類送付についても質問すると早急に回答してくださり、本当に助かりましたました。私の場合は8カ月ほどでカリフォルニアRN資格取得ができました。
アプリケーション
アプリケーション支払い(コロナの影響により変更)申請時期が少し前後します。
各学校への書類記載と必要書類の発送依頼
指定機関への書類発送
私が申請した時期は、ちょうどコロナの影響により国際便が思うように届かなかったり、届いているはずの日本の看護学校からの書類を何度か紛失されたり、と時間の大幅なロスもありました。これは私ではどうすることも出来ない困った時も、いつも質問すると早急に対応して貰えたので本当に感謝しています。申請機関へ連絡すると、書類受理してからレビューするまで4週間必要と言われていましたし。実際は、大統領選挙を迎えたこともあり、6週間、8週間と徐々に延びていき、最終的には知り合いの法律に詳しい友人に相談し、Nursing Boardの担当者宛に催促した経緯もありました。
そのため今は、“安堵” “やっと…”という気持ちのほうが大きいです。
このライセンス移行の書類作成代行サポート(エンドースメントサポート)をアメリカ看護の星さん、リカさん、藤澤さん、書類担当してくださったスタッフの皆様、そして身近で支えてくれた周囲の人に心から感謝しております !
免許移行中に現場で経験を積む
一方で、免許移行までに期間を要したことがよかった面もあります。このOPT期間中に様々な職場で経験を積みました。
以前の体験談でもお話ししたように、NYでのコロナ患者さんの看護(ここではRNとして従事しました)、CAに戻ってきてからSenior Living Facility (定年後に過ごす高齢者向けアパートメント)でMedication Technician(特定の研修とテストをOnlineで受けます)として薬剤管理をおこないました。 この施設ではマネージメント業務やスタッフとの関係にトラブルが続いたため、スタッフの勤務作成作業も行いました。その後、給与や勤務の都合から派遣Caregiverとして様々な施設のCOVID患者さんの日常生活援助を行いました。ここではCNAの方に業務を教えていただき、一緒に行動することが多かったため、RNとして働いている時よりも、CNAがどのような業務をしているのかが明確にわかりました。また、日本の看護師業務を思い出し、懐かしさも感じました。このようにRNとしては経験できない様々な立場から現場を見ることができ、とてもいい経験となりました。
どの職場でも、なぜRNとして働かないのかと尋ねられました。免許移行の事情を話すと、すべてのRNライセンス取得のため勉強している方たちは「カリフォルニアのライセンスは取得するまでのプロセスが厳しいが、それだけの価値がある」と言いました。この言葉を聞くたびに、これは事情を知っている人しかわからないことなのだと感じました。
ようやくCAのRNとしてスタートができます。
NYで従事していた時感じていたプレッシャーがまたやってくると思うと少し腰が引けますが、自らの成長と目標のため、またいつも支えてくれている方たち、アメリカ看護の星さん、リカさん、藤澤さん、書類担当してくださったスタッフの皆様、そして身近で支えてくれた周囲の人へ恩返しができるように頑張っていこうと思います。
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