Mayさん (4)  コロナ禍の看護留学と生活

Mayさん (4)  コロナ禍の看護留学と生活

2021年5月15日掲載

Mayさんの前回の体験談はこちら

私は今看護大学の5ターム目が始まったところです。全世界がCOVID-19によって大変な状況にある中、星さん並びにアメリカ看護の皆様には様々な面で本当にお世話になっております。

コロナ禍の留学生活

COVID-19の影響で、私は2ターム目からは対面式授業が中止となり、オンライン授業を受けてきました。このような状況でも学業を続けられることへの感謝を感じると同時に、感染を避けるためにほとんど誰にも会うことができずに一人で頑張ることの難しさも感じてきました。そのような中、4ターム目には実習科目があり、そこで大きな壁にぶつかりました。日本とは違い、アメリカでは学校が実習の全てを管理し調整してくれるわけではありません。私も学校側から紹介していただいた病院に何度もメールで連絡をしましたが、全く返信をもらえなかったり、COVID-19の影響で受け入れて頂けませんでした。クラスメートたちが次々と実習先を見つけていく中、私はロサンゼルスに実習先を紹介してもらえるような知人もいなかったので途方に暮れ、このまま実習ができないのではないかとても焦りました。そのような中、実習のことまで星さんに相談してもよいのか迷いつつ現状をお話させていただくと、すぐに動いて下さり、実習先を紹介してくださいました。そのおかげで、驚くほどスムーズに実習を終えることができました。今回はCOVID-19もあったためにより実習先の確保が困難でしたが、そうでなかったとしてもコネクションを持っていない留学生が実習をするということは想像している以上の難しさがあるのだということを学ぶ良い機会になったと思います。

ターム途中の一時帰国が実現

また、私はパンデミックの影響で、渡米後一度も一時帰国することができていませんでした。そのような中、星さんと面談させていただいた際に、精神的に少し疲れてしまっている私を見て、星さんが一時帰国を提案してくださいました。私はまさか今の時期に一時帰国ができるとは全く思っていなかったので、驚きとともにとても嬉しかったです。また、星さんが学校とお話してくださったおかげで、ターム途中でしたが実習が終わってすぐに帰国ができることになりました。

帰国して最も嬉しかったことは、久しぶりに家族に会えたことと、おいしい食事を食べることができたことです。帰国して心からリラックスすることができ、今まで自分の気持ちが常に張り詰めた状態だったことに気が付きました。日本もCOVID-19で大変な状況なのは変わりませんが、今までロサンゼルスでの人と会えない生活を経験した分、家族と一緒にいられる幸せを噛み締めています。

日本で学習を継続しながらCOVID-19病棟勤務開始

5ターム目は実習科目がないので、星さんと相談し、そのまま日本からオンライン授業を受けることとなりました。日本でも最近になって感染者数が急増してきているので、授業の無い日にはCOVID-19の病棟で働くことにしました。留学のためしばらく現場を離れていたので最初は少し緊張しましたが、やはり私は看護が好きなのだと実感し、やる気も増しているところです。このターム中は、授業、仕事、そしてNCLEXの勉強を平行して行うことになったので少し忙しくなりますが、帰国したことで自分の目標を再確認できたので、今後も頑張っていこうと思います。

今まで精神的に辛い時もありましたが、星さん、アメリカ看護の皆様に本当に支えてきていただきました。今後も様々な壁にぶつかることもあると思いますが、またお力をお借りして乗り越えていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

渡米後に生まれた姪っ子とやっと会うことができました。とても癒されています。

渡米後に生まれた姪っ子とやっと会うことができました。とても癒されています。

毎年とても綺麗に咲く菜の花畑にも久し振りに行きました。

毎年とても綺麗に咲く菜の花畑にも久し振りに行きました。

Koichiさん (1) アメリカで医療の道を歩むことを決める

Koichiさん (1) アメリカで医療の道を歩むことを決める

Karenさん ハワイで看護留学中

Karenさん ハワイで看護留学中