コロナ禍の渡米について

コロナ禍の渡米について

2021年4月26日掲載

私はアメリカ看護様のサポートのもとコロナ禍の3月末に渡米し、現在はアメリカのロサンゼルスで留学をしているものです。新型コロナウイルスが猛威を振い、情報が錯綜する中での留学を控える皆様に私が体験した渡米準備から到着、自宅でのコロナウイルス検査についてシェアすることで少しでもお力になれたらと思います。

本来、私は2020年9月の渡米予定であり、それまでは実家で家族との時間を過ごしながら残業の少ない日勤のみの職場で働き、勉強に集中するという計画でした。しかし、コロナウイルス流行に伴い渡米日を2021年春に変更し、勉強、貯金、情報収集の3つに集中し、渡航準備をするようになりました。そのため、最後の三ヶ月間は契約社員という形で離島ナースとして就業しました。ここからはイメージしやすいように時系列で記載します。

  • 3/18 就業先での最終勤務を終える

  • 3/19 アメリカ大使館にてビザ面接を受ける。

面接会場には私を含めて10組ほどしかおらず、入室してから30分程度で済みました。質問内容に特別変わったものはなく、渡米目的、資金調達、留学終了後の予定について聞かれました。約5分ほどで済みました。

  • 3/23 自宅にビザ到着

ビザの受け取り方法については様々ありますのでアメリカ大使館ウェブサイトをご参照ください。

  • 3/26 自宅にてPCR検査を実施

  • 3/27 夕方にEメールにて検査結果の報告を受ける

  • 3/28 午前中にPDFファイルで英文陰性証明書を受信する

  • 3/29 空港にてチェックイン時に航空会社に (1) 宣誓書 (2) コロナウイルス英文陰性証明書、その他必要書類を提出する。この際にカリフォルニア州への渡航の場合はトラベルフォーム記入について確認を受けます。

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アメリカ到着後の入国審査の主な質問は、

(1) 留学目的、(2) 滞在期間、(3) 滞在先(どの様にして契約したのかも聞かれます)、(4) 学校名、(5) 留学資金で、特に検温やPCR検査などはありませんでした。

コロナウイルス陰性証明書については、私はTケアクリニックの宅配検査キットを利用しました。

私の地元は自己理由で受けられる検査機関が少なく、その費用は平均で2万5千~3万5千円と高額、かつ証明書作成まで1週間かかる医療施設ばかりでした。それと比べて、私が使用したクリニックは証明書付きで1万6千円と安価、実家に居ながら検査可能であり、CDCが求める「検査日から渡航日まで3日以内」の陰性証明書発行可能だったのでとても助かりました。以下は具体的な検査方法です。

(1) 渡航日の3日前の日時でオンライン診療を予約する。その際に問診票を提出する。

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(2) ZOOM上で医師の説明を聞き、医師が見守る中で唾液を検査キットに吐き出す。約30分程で終了しました。

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(3) 説明書に従って、検体を郵送する。少しでも早く結果を知りたかったので私は速達を選びました。

月並みな助言かもしれませんが、最低限としてアメリカ大使館のウェブサイト、航空会社、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)、自分が留学する州のホームページは逐一確認し、情報のアップデートに努めることは非常に大切です。各機関で求められる書類が異なったり、条件に相違があることは珍しいことではないので全ての機関の確認することをお勧めします。

現在アメリカに到着してから約1ヶ月が経とうとしていますが、コロナウイルス対策は日本よりも厳重で安心を感じることが多いです。ワクチンは既に一般市民にも普及しており、留学生の私でも4月の中旬に1回目の接種することが出来ました。

日中は語学学校に通っていますが対面クラスとオンラインクラスが半分ずつのハイブリッドです。対面で受けられる人数も限られており生徒数は私を含めて5、6人と少ないですが、その分質問しやすく先生やその他生徒とのコミュニケーションは取りやすいです。イメージしていた生活とは異なるアメリカ留学ですが、良い面も多いです。私の体験談が少しでも皆様の今後の渡米準備にお役に立てれば光栄です。

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