2018夏 日本セミナーレポート:第1弾
2018年8月更新
5都市合計44名が参加。 第6 弾セミナー/個人カウセリングを実施
毎年夏恒例の「アメリカ看護留学セミナー」と「個人カウンセリング」が、今年も無事に終了しました。今年は、主に関西方面から問い合わせが増えたため、開催場所を関西方面を中心に、北関東にまで拡大したセミナーを計画してきました。北は北海道、南は鹿児島からの参加の方もおり、約1か月半の日本滞在中で、なんと5都市で合計44名とお会いする予定です。 今回は滞在前半の様子をお届けします。
アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリングスケジュール
6月15日(金)~6月16日(土)栃木第1回:参加者4名
6月19日(火)~6月21日(木)個人カウンセリング6名
6月30日(土)大阪:参加者9名
7月1日(土)名古屋:参加者2名
7月7日(土)東京:参加者11名
7月21日(土)栃木第2 回:参加者3名
7月24日(火)~7月27日(金)埼玉:個人カウンセリング9名
合計44名
《参加者内訳》
高校3年生とその保護者、現役看護学生、准看護師、正看護師、フリーター、現在一時帰国中でアメリカ人と結婚予定の正看護師、現在カナダ留学中の学生、アメリカ永住権を持つ主婦、新卒正看護師シングルマザー、弊社サポート中の留学希望者など。
《セミナー参加目的および質問(一部)》
• 将来アメリカで看護師になりたい。
• アメリカで看護師になるための近道を知りたい。
• アメリカで看護師として永住したい。
• アメリカ看護師資格を取得済みだが、就職サポート先が見つからず帰国。しかし 再度渡米して働きたい。
• アメリカ看護師の現状 (給与、勤務内容、福利厚生) が知りたい。
• アメリカで看護師になるためには、どのくらいの費用が必要か (授業料、生活費など)。
• SSN (社会保障番号)が取れる学校と取れない学校の違いは何か?
《滞在スケジュール》
6月9日 帰国
午後4時に成田空港に到着。今回は、日本で弊社のアシスタントを務める斎藤および藤澤がロサンゼルスでの研修を終えた後、一緒に帰国しました。目指すは実家のある栃木県宇都宮市。空港から直行しました。
◆6月19日~21日 電話カウンセリング
「セブ島での医療英語講座の受講を予定しているが、星さんが日本にいらした際に、直接話が聞きたい!」 と、帰国前から予約して頂いた方や、カナダに看護留学されている方たちと電話カウンセリングを行いました。
【相談者】 上田慶子さん(仮名)29歳 大学勤務正看護師 長野県出身
医療英語の重要性は理解しているという上田さん。アメリカで看護師になるためには、最低の医療英語の知識がなければいけないと思い、セブ島で格安の医療英語受講を検討しています。ただし、セブ島で医療英語を受講した友人から、結局アメリカ内で再度受講し直す必要があると聞いたのでどうすれば良いのか、またセブ島で学んだ医療英語は単位として使えるのか不安だと話す上田さん。大手看護留学セミナーや個人カウンセリングに参加しても 「不信感」 だけが残り、フィリピン留学を勧められたが、アメリカ留学が希望のため検討中とのこと。また医療英語受講に関しても質問を受けました。その後、小池さんは、大阪で開催されたセミナーにも参加され、そこでは具体的な資金面や現地の医療・看護師情報についてお話ししました。 渡米は2020年4月を予定しています。
【相談者】 五十嵐敦子さん (仮名) 25歳 カナダ看護留学中 千葉県出身
カナダ看護留学中で一時帰国中の五十嵐さん。国際看護師を目指すため、カナダで看護師をしたいと決意を固め、現地で暮らしてから9カ月が経つそうです。看護留学第1希望はアメリカでしたが、いくつかの留学会社にアメリカで看護師として働くことについて問い合わせをしたところ 「アメリカはビザが下りないからお勧めしません。オーストラリアやカナダはどうですか?」 と勧められ渡加。カナダでは看護師アシスタントとして働いていますが、このままカナダに居続けても、現地で看護師になるには英語力の面で無理だと限界を感じていたところに、びびなびで私のコラムを見つけ、直接話を聞きたいとご連絡いただきました。 主な質問は、アメリカで看護師として最短でなれる期間と費用、諸々の総額、そして私のように他国で留学している(していた)方は他にいるのか、などでした。今後は、まず資金を貯め1年後の渡米を目指すそうです。
【相談者】児島百合子さん (仮名) 18歳 高校3年生 埼玉県出身
高校3年生の児島さん。将来はアメリカの看護師を目指しています。日本で看護師資格を取得するのとアメリカで取得するのではどちらが良いと思うか?という相談でした。保護者と児島さんの気持ちを伺い、7月の東京セミナーに参加していただくことになりました。電話カウンセリングでは、費用や取得までの流れを説明しました。
◆ 6月30日~7月1日 セミナー開催 (ディーサイド留学情報センター 大阪支店)
今年4回目となるディーサイド留学情報センターと弊社のコラボセミナーです。 毎年恒例ですが、すでに満席となっため、セミナーに参加できなかった方には、後日個人カウンセリングで対応するようにしました。今年は、福岡、鹿児島、名古屋からもご参加いただきました。
◆7月1日 個別カウンセリング(愛知県名古屋市)
【相談者】生沼千賀子さん(仮名)
生沼さんは、米軍基地で働くアメリカ人男性との結婚を来月8月に予定しています。カウンセリングでは、今後どの時期にNCLEX書類作成を開始するかを中心に話をしました。不安な点は、NCLEX書類申請で却下されて困っている友人がいるので、まずはそこを完璧にしたいとのこと。書類審査が年々厳しくなっているということも理解されているようでした。生沼さんの場合、結婚後は永住権がもらえるので、今から就活を検討していかなければならないことです。米国内でも臨床経験は必須ですので、看護科編入も視野に入れているようですが、まずはNCLEX書類作成代行の正式お申し込みを頂きました。現在は、居住する予定の地域の看護事情を含めカウンセリング中です。
ほかにも、新卒看護師、来年国家試験を受験する看護学生と面談を行いました。正看護師として日本で経験してくと良い学科や基本的な情報のみを提供。 合格後に再度カウンセリングを受けるようにお勧めしました。
◆7月7日~8日 セミナー開催 (ディーサイド留学情報センター 東京支店)
大阪に続き、今年は東京でのディーサイド留学情報センターです。こちらのセミナーでは、昨年度同様、誤った情報に翻弄されたり、悪徳業者との苦い経験を持つ参加者が圧倒的に数を占めました。一方で、既にオーストラリア、カナダ、ニュージーランド看護留学経験者やハワイやフィリピンでの語学留学の経験者もおり、セミナーの内容を素直に受け入れて貰えたのが印象的でした。
第7弾セミナー/個人カウセリングを終えて(星 宣子)
夏の恒例となった日本でのアメリカ看護留学セミナーでは、看護留学に関するさまざまな情報をセミナーやネット上で書かれている「アメリカ看護師ブログ」等で事前に得ている方が多いことが分かりました。また、年々「アメリカ永住権取得」を希望する相談者が多いことにも驚きました。 一方で、ネット上のアメリカ看護留学に関する書き込みサイトや看護留学のブログに惑わされ、結果としてNCLEX書類申請却下者は、渡米後、OPTやSSN、就労ビザの取得で困るなどの問題を抱えてしまい、確かな情報を得たいと思っている人も、未だ多くいると感じました。
個人カウンセリングでは、アメリカに看護留学するにあたり、必要な学校選びや就職条件などの事項よりも、書き込みの情報によって生まれた不安や心配を、私と話すことで取り除こうとしている感じを受けました。実際に、日本滞在中に何度も耳にしましたが、アメリカ看護留学を広告で謳いながら、実際には事実とは異なる情報を発信する人たちもいるようで、とても残念です。 開かれているようで開かれていないアメリカ看護留学への道を、現地にいる私が医療従事者とのネットワークを駆使して、お伝えするのが重要な役目なのだと思いました。
今後も、弊社でアメリカ看護留学をサポートした方々の「生の声」を弊社サイト「体験談」やこのコラムでも増やし、現在正看護師として働いている看護師たちのインタビューを積極的に行っていこうと思っています。
今後は、このコラムでも、渡米して現在正看護師として働いている看護師たちのインタビューを積極的に増やそうと思っています。
タッチパネルで購入する次世代型自動販売機!
ロサンゼルスで研修を終えた弊社日本オフィススタッフと一緒に帰国!
地元の公立小学校を訪問しました。読めない漢字が増えている自分が恥ずかしい…。
蕎麦のように見えて…大麦うどんです。
栃木での昨年度のセミナー参加者との個別面談終了です。
栃木といえば宇都宮餃子ですが、とちおとめイチゴも有名です。
待ちに待った 温泉♨@鬼怒川温泉!
医療事務から看護師になったKazumiさん(右)、大学病院勤務中のベテラン看護師Yaeko さん(左)
大阪セミナーのため大阪入り!大阪と言えばやっぱり…たこ焼き!
アメリカ看護留学スタッフ 藤澤 (中央)と 大阪ディーサイドスタッフ 高野さん(左)
仕事帰りに個別面談に参加してくれたNatsuさん(中央)。渡米は2020年を予定しています。
福岡在住で10月渡米のHitomiさん。NCLEX受験勉強中で渡米後受験します!とのこと。
既にハワイ、ロサンゼルスでの留学経験あり。今後はがっつりお金を貯めて準備したいそうです。
セミナーの様子です。