4都市合計46名が参加。 第2弾セミナー/個人カウセリングを実施
2013年4月に日本で初めて開催した 『個人カウンセリング』 以降、全国各地からの問い合わせメールが増えたため、開催場所を北関東方面を中心に、関西にまで拡大したセミナーを計画しておりました。 そして2013年11月、ようやく待望の 『アメリカ看護留学セミナー/個人カウンセリング第2弾』 を敢行。 約1か月半にわたり、4都市で合計46名とお会いすることができました。 今回はその模様をお届けします。
《参加者》
現役看護学生、正看護師、准看護師、歯科衛生士、IT関係勤務、美容鍼灸師、フリーター、アメリカの高校に留学中のお子さんを持つご両親、現在カナダ語学留学中の学生 (一時帰国の際に参加)、アメリカ永住権を持つ主婦、正看護師シングルマザーなど。
《セミナー参加目的および質問(一部)》
• 将来アメリカで看護師になりたい。
• アメリカで看護師になるための近道を知りたい。
• 医療現場見学や臨床経験がしたい。
• 英語力の有無について。
• アメリカで看護師として永住がしたい。
• アメリカ看護師資格を取得済みだが、就職サポート先が見つからず帰国。 再度渡米して働きたい。
• 日本かアメリカのいずれかで看護師になりたいが、アドバイスがほしい。
• アメリカ看護師の現状 (給与、勤務内容、福利厚生) が知りたい。
• アメリカで看護師になるためには、どのくらいの費用が必要か (授業料、生活費など)。
• SSN 社会保障番号が取れる学校と取れない学校の違いは何か?
◆ 2013年11月4日 電話カウセリング
【相談者】 鈴木まいさん (仮名) 37歳 ICU勤務正看護師 埼玉出身
ネット上で色々な情報が飛び交うなか、何が真実なのか不安だったと話す鈴木さん。ウェブサイトで見つけた某団体のセミナーや個人カウンセリングでは 「不信感」 だけが残り、渡米もできず現在に至るそうです。 37歳でアメリカでの再就職は可能か?NCLEX-RNで留学生の合格率はどのくらいか?などの質問を受けました。 その後、鈴木さんは、東京で開催されたセミナーにも参加され、具体的な資金面や現地の医療・看護師情報についてお話ししました。 渡米は2014年12月を予定しています。
【相談者】 武田陽子さん (仮名) 28歳 医療事務勤務 東京都出身
医療事務の仕事に就いて3年が経つ武田さん。 今年フィリピンに研修を兼ねて旅行に行ってから、海外で看護師をしたいと決意を固めました。その後いくつかの留学会社にアメリカで看護師として働くことについて問い合わせをしたものの 「アメリカはビザが下りないからお勧めしません。ニュージーランドやカナダはどうか?」 と言われたそうです。 ネットで調べていても限界を感じていたところ、びびなびで私のコラムを見つけ、直接話を聞きたいとご連絡いただきました。 主な質問は、アメリカで看護師として最短でなれる期間と費用、諸々の総額、そして私のように転職する人は他にいるのか、などでした。 今後は、まず資金を貯め2年後の渡米を目指すそうです。
◆ 2013年11月8日 個人カウンセリング (株式会社 ミレニア社)
【相談者】 松本順子さん (仮名) 内科正看護師 外科勤務経験4年 神奈川県出身
松本さんは、米軍基地で働くアメリカ人男性との結婚を予定しており、今後どの時期で渡米するかを中心に話をしました。 ほかにもネイティブ程の英語力はなく就職に不利なのでそこをどうしたらよいか、またNCLEXを受験するにはかなりの英語力がないと厳しいという事は理解したが、どうしてそのために200万円近くの費用を払い受験対策校、いわゆる塾のような学校へ通う必要があるのかという疑問をお持ちでした。 松本さんの場合、結婚後は永住権がもらえるので、就職よりも問題になるのは臨床経験です。 どうしたら就職面で有利に立てるかなど具体的にアドバイスをしました。 渡米は今年の夏を予定しており、今月正式に弊社にお申し込みを頂きました。 現在は、居住する予定の地域の看護事情を含めカウンセリング中です。
ほかにも看護学生や、今年国家試験を受験する専門学生と面談を行いました。 正看護師ではないので、基本的な情報のみを提供。 合格後に再度カウンセリングを受けるようにお勧めました。
◆ 2013年11月9日 セミナー開催 (留学情報館東京支店)
4月の第1弾セミナーに続く、留学情報館と弊社のコラボセミナーです。 席に限りがあるため、セミナーに参加できなかった方には個人カウンセリングで対応するようにしました。 東京、神奈川、埼玉、群馬、千葉、そして北海道からもご参加いただきました。
◆ 2013年12月14日 セミナー開催 (留学情報館 大阪)
待望の西日本初セミナー/個人カウンセリングです。 熊本、岡山、大阪、京都から参加していただきました。 東京でセミナーを行ったときよりも、誤った情報に翻弄されたり、悪徳業者との苦い経験を持つ参加者が圧倒的に少なく、素直に受け入れてもらえたのが印象的でした。
第2弾セミナー/個人カウセリングを終えての感想(星 宣子)
2回目となった日本でのセミナーですが、多くの方が、看護留学に関する正確な情報を得る機会がないのだと実感しました。 特に関東在住者の多くは、ネット上のアメリカ看護留学に関する書き込みサイトに惑わされている人が多いと感じました。
個人カウンセリングでは、アメリカへ看護留学するにあたり必要な学校選びや就職条件などの事項よりも、書き込みの情報によって生まれた不安や心配を私と話すことで取り除こうとしている感じを受けました。
実際に、日本滞在中にも何度も耳にしましたが、アメリカ看護留学を広告にうたいながら、実際には事実とは異なる情報を発信する人たちもいるようでとても残念です。 開かれているようで開かれていないアメリカ看護留学への道を、現地にいる私が医療従事者とのネットワークを駆使して、お伝えするのが重要な役目なのだと思いました。。